A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

本場アメリカに単身乗り込み他流試合・・・

2007-06-21 | MY FAVORITE ALBUM
Michel Legrand Recorded Live at Jimmy’s

作編曲だけでなく、ピアノのプレーも素晴らしいMichel Legrand
アメリカを時々訪れては、地元のライブハウスに出演していた。
そのライブでは、オーケストラのルグランではなく、ピアニストとしてのルグランに。
ピアノの演奏をたっぷり楽しめる。

ルグランのライブといえば、Shelly ManneとRay Brownのトリオの西海岸(シェリーズマンホール)でのライブが有名だ。このアルバムを最初に聴いた時、銀色の特徴的なデザインのジャケットと、迫力満点のピアノに圧倒されたのを覚えている。
それ以来のルグランファンだ。

今回の舞台は東海岸。New York、“Jimmys’”でのライブだ。
今度バックを努めるのは、Grady Tateのドラムに、Ron Carterのベースと当時の最高のコンビ。それに、ヨーロッパ帰りのPhil Woodsと、ギターのGeorge Davisを加えた文句なしのグループだ。

2週間の出演期間中は、毎日がジャムセッションタイムだったそうだ。
一夜限りの一発勝負のジャムセッションも意外性があって楽しいが。同じメンバーで何日か続けると呼吸も合ってきて、ジャムセッションとしての意外性にグループとしての一体感も生まれてくる。
オーケストラでは緻密な音作りをやるルグランも、ピアノのプレーでは自由奔放に弾きまくる。
ライブならではの会場の熱気が伝わってくる好演だ。

以前のライブは、まさにジャムセッション特有の題名も無いブルース(結局後付けて名前は付けているが)があったが、自分の作曲した映画音楽の主題歌が多い。
I will wait for youは自分のお気に入りの一曲。
スローなテンポでテーマを忠実に再現した後はアップテンポで、ルグランのいつもの乗りに。最後の盛り上がりとエンディングがなんともいえない。
楽しそうなステージだ。こんなライブを聴いてみたい。

WATCH WHAT HAPPENS
BLUE,GREEN,GREY, AND GONE
YOU MUST BELIEVE IN SPRING
BRIAN’S SONG
ORSON’S THEME
RGAN EYES
I WILL WAIT FOR YOU

Phil Woods (as,fl)
Michel Legrand(p,org,ep)
George Davis (g)
Ron Caeter (b)
Grady Tate (ds)

Recorded live at Jimmy’s in New York City , December 8 , 1973

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