Third Generation / The Duke Ellington Orchestra
政治の世界は2世議員ばやり、中には3世も。事業で成功を収めた人も3代目まで続けるのは難しいという。エリントンもいつのまにか3代目になっていた。
‘74年にエリントンが亡くなり、エリントンオーケストラがマーサーエリントンに引き継がれたのは良く覚えている。
しかし、今の3代目になったのは良く認識していなかった。
ジャズを聴き始めてからエリントンのレコードを買ったのは比較的早かった。多分このアルバム“WILL BIG BANDS EVER COME BACK?”が最初だろう。
ビッグバンドの世界をあまりよく知らなかったが、その独特のサウンドは深く印象に残り何か惹きつけるものであった。その後、色々なジャズ、ビッグバンドを聴くようになったが、エリントンはOne&Onlyの印象的なバンドであり続けた。好きなオーケストラであるが、何故か最近ではあまりターンテーブルに乗らずにいた。
今、そのエリントンオーケストラが日本を巡業中だ。最近はライブづいているので、エリントンも久々に行って見ることに。東京周辺のいくつかの公演予定を見ていたら、日程的にも草加でのコンサートが丁度都合が良かった。それに、チケットの価格が安い。何でも、宝くじの収益金の還元事業の一環とのこと。例の事業仕分けで、宝くじ事業も何か指摘されていた記憶があるが、このようなコンサートへの補助事業であればどんどんやって欲しい。
場所が草加、昼のコンサートであったが、最後列に何列か空席があったくらいで満席。最近はジャズのコンサート自体が大ホールでやることが少ないので、まだまだジャズファンはいるなと思ったが、周囲を見渡すと同年代以上のお年寄りばかり。最近の若者はエリントンを聴かないのかなといささか心配になる。
当日の様子はこちら
デューク・エリントン・オーケストラ ジャパンツアー2011
久々のエリントンオーケストラ、そしてエリントンナンバーのオンパレード。メンバーはほとんど知らなかったが、伝統あるエリントンサウンドは確実に引き継がれている。ドラマーに、ビルエバンストリオにいたマーティーモレルがいるのに少しびっくり。皆ソロも達者で、2時間を越えるプログラムもあっという間に過ぎ期待以上に楽しめた。
会場で、この3世代エリントンのCDを即売していたので記念に一枚購入。
そして、「草加せんべい」も一緒に。
このCDは一昨年録音の最新盤。コンサートの余韻がまだ残っている間に、永遠のエリントンサウンドを最近の録音で聴き直すことができるのも新鮮だ。3代で終わらずにいつまでもこのサウンドはこのままの形で引き継いでもらいたい。すでに一種の伝統芸能としての文化財になっているので。
今のバンドの魅力はこちらで
1. Take The "A" Train
2. Black And Tan Fantasy
3. Caravan
4. Cotton Club Stomp
5. Do Nothin' Till You Hear From Me
6. In A Mellotone
7. Mood Indigo
8. Satin Doll
9. In My Solitude
10. Just Squeeze Me
11. The Mooch Sophisticated Lady
12. Things Ain't What Used To Be
Mark Gross (as,cl,fl)
Cleave Guyton (as,cl,fl)
Shelly Carrol (ts ,cl,fl)
Bobby Lavell (ts)
Robert Landham (bs,cl)
Dion Tucker (tb)
Stafford Hunter Ⅲ (tb)
Jack Jeffers (btb)
Kevin Bryan (tp)
James Zollar (tp)
Chris Albert (tp)
Ravi Best (tp)
Tommy James (p)
Hussan Abdul-Ashkur (b)
Marty Morell (ds)
Paul Ellington (Band Leader & Conductor)
Barrie Lee Hall Jr (tp, musical director).
Produced by Corey Allen
Recorded by Joe Marciano on June 2, 2009
at System Two Studios, Brooklyn, New York
政治の世界は2世議員ばやり、中には3世も。事業で成功を収めた人も3代目まで続けるのは難しいという。エリントンもいつのまにか3代目になっていた。
‘74年にエリントンが亡くなり、エリントンオーケストラがマーサーエリントンに引き継がれたのは良く覚えている。
しかし、今の3代目になったのは良く認識していなかった。
ジャズを聴き始めてからエリントンのレコードを買ったのは比較的早かった。多分このアルバム“WILL BIG BANDS EVER COME BACK?”が最初だろう。
ビッグバンドの世界をあまりよく知らなかったが、その独特のサウンドは深く印象に残り何か惹きつけるものであった。その後、色々なジャズ、ビッグバンドを聴くようになったが、エリントンはOne&Onlyの印象的なバンドであり続けた。好きなオーケストラであるが、何故か最近ではあまりターンテーブルに乗らずにいた。
今、そのエリントンオーケストラが日本を巡業中だ。最近はライブづいているので、エリントンも久々に行って見ることに。東京周辺のいくつかの公演予定を見ていたら、日程的にも草加でのコンサートが丁度都合が良かった。それに、チケットの価格が安い。何でも、宝くじの収益金の還元事業の一環とのこと。例の事業仕分けで、宝くじ事業も何か指摘されていた記憶があるが、このようなコンサートへの補助事業であればどんどんやって欲しい。
場所が草加、昼のコンサートであったが、最後列に何列か空席があったくらいで満席。最近はジャズのコンサート自体が大ホールでやることが少ないので、まだまだジャズファンはいるなと思ったが、周囲を見渡すと同年代以上のお年寄りばかり。最近の若者はエリントンを聴かないのかなといささか心配になる。
当日の様子はこちら
デューク・エリントン・オーケストラ ジャパンツアー2011
久々のエリントンオーケストラ、そしてエリントンナンバーのオンパレード。メンバーはほとんど知らなかったが、伝統あるエリントンサウンドは確実に引き継がれている。ドラマーに、ビルエバンストリオにいたマーティーモレルがいるのに少しびっくり。皆ソロも達者で、2時間を越えるプログラムもあっという間に過ぎ期待以上に楽しめた。
会場で、この3世代エリントンのCDを即売していたので記念に一枚購入。
そして、「草加せんべい」も一緒に。
このCDは一昨年録音の最新盤。コンサートの余韻がまだ残っている間に、永遠のエリントンサウンドを最近の録音で聴き直すことができるのも新鮮だ。3代で終わらずにいつまでもこのサウンドはこのままの形で引き継いでもらいたい。すでに一種の伝統芸能としての文化財になっているので。
今のバンドの魅力はこちらで
1. Take The "A" Train
2. Black And Tan Fantasy
3. Caravan
4. Cotton Club Stomp
5. Do Nothin' Till You Hear From Me
6. In A Mellotone
7. Mood Indigo
8. Satin Doll
9. In My Solitude
10. Just Squeeze Me
11. The Mooch Sophisticated Lady
12. Things Ain't What Used To Be
Mark Gross (as,cl,fl)
Cleave Guyton (as,cl,fl)
Shelly Carrol (ts ,cl,fl)
Bobby Lavell (ts)
Robert Landham (bs,cl)
Dion Tucker (tb)
Stafford Hunter Ⅲ (tb)
Jack Jeffers (btb)
Kevin Bryan (tp)
James Zollar (tp)
Chris Albert (tp)
Ravi Best (tp)
Tommy James (p)
Hussan Abdul-Ashkur (b)
Marty Morell (ds)
Paul Ellington (Band Leader & Conductor)
Barrie Lee Hall Jr (tp, musical director).
Produced by Corey Allen
Recorded by Joe Marciano on June 2, 2009
at System Two Studios, Brooklyn, New York
サード・ジェネレーション~ダイナミック・サウンド・オブ・エリントン~ | |
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