Brazilian Christmas / Lori Mechem
CDやレコードを買う場合も今ではネットで買う事が多く、今ではショップで買う事は少なくなってしまった。ジャケットを見ながら知らないアルバムを買う(いわゆるジャケ買い)楽しみはなくなってしまった。もっとも棚に並んだCDだとLPと違って見にくいという事もあるが。
ところが、クリスマスアルバムだけは、演奏者も確認せずにタイトルとジャケットだけで買ってしまう事も、これもその一枚だ。タイトルのBrazilian Christmasだけで購入した一枚だ。ジャケットに記されているLori Mechemが誰かは何も知らずに。
購入後、ジャケットをじっくり見ると演奏スタイルに関してのコメントが載っていた。インストで、ピアノ、サックス、フルート、フリュゲルホーン、ギター、ベース、それにドラム。それにストリングスも。ジョビンやスタンゲッツに似ているとある。それで、強烈なサンバのリズムにのったアルバムではないのは察しがついた。
聴いてみると、確かに軽くボサノバのリズムにのった、イージーリスニング風の演奏。最近、ジャズは若者に人気が無いというが、良く飲食店の店内ではジャズがBGM流れていることが多い。和食の店でのハードバップも意表をついていいが、この手の演奏はどこで流れても無難だろう。
せっかくなので、このLori Mechemがどんなミュージシャンかを調べてみることに。
テネシー州ナッシュビルで活躍する女性ピアニスト。ナッシュビルはジャズというよりはカントリーミュージックの本場。あまりジャズの活動拠点としては聴いた事がない。
地元ではプレーだけでなく、教育なども積極的に行っているジャズ界の有力者のようだ。ガレスピーや、ジミースミス、カルコリンズなどとも共演経験があるという。カルコリンズは隣のシンシナティーが地元だった。
スタイルはこのアルバムだけでは分からないが綺麗なピアノを弾く。そういえば、似た感じがする人気の女性ピアニストBeegie Adairはすぐ隣のケンタッキー出身。中西部出身のピアニストに何か共通点があるのかも?
彼女の最初のアルバムがカウントベイシーオーケストラのアレンジをスインギーにカルテットで演奏したアルバムだという。またテナーのピート・クリストリーブと共演したストレートはヘッドな演奏もあるようで、これらの方に興味が湧く。
クリスマスアルバムをきっかけにこれまで知らなかったミュージシャンを聴くのもまた楽し。
1. I'll Be Home for Christmas 3:59
2. Have Yourself a Merry Little Christmas 4:14
3. The Christmas Song 4:29
4. Christmas Day with You 3:52
5. Christmas Time Is Here 4:33
6. We Three Kings Lori Mechem 4:32
7. The Christmas Waltz 4:17
8. O Little Town of BethlehemLori Mechem 4:35
9. Snowfall 4:21
10. Christmas Is Coming 4:31
11. Seems Like Christmas in July 4:33
12. What Child Is This 4:04
Lori Mechem (p)
Denis Solee (sax&fl)
George Tidwell (flh)
Pete Huttinger (g)
Roger Speneer (b)
Chris Brown (ds)
Dann Sherrill (per)
Produced & Orchestrated by Jeff Steinberg
Arranged by Lori Mechem & Jeff Steinberg
Recorded at Brentwood, TN by Brendan Harkin
CDやレコードを買う場合も今ではネットで買う事が多く、今ではショップで買う事は少なくなってしまった。ジャケットを見ながら知らないアルバムを買う(いわゆるジャケ買い)楽しみはなくなってしまった。もっとも棚に並んだCDだとLPと違って見にくいという事もあるが。
ところが、クリスマスアルバムだけは、演奏者も確認せずにタイトルとジャケットだけで買ってしまう事も、これもその一枚だ。タイトルのBrazilian Christmasだけで購入した一枚だ。ジャケットに記されているLori Mechemが誰かは何も知らずに。
購入後、ジャケットをじっくり見ると演奏スタイルに関してのコメントが載っていた。インストで、ピアノ、サックス、フルート、フリュゲルホーン、ギター、ベース、それにドラム。それにストリングスも。ジョビンやスタンゲッツに似ているとある。それで、強烈なサンバのリズムにのったアルバムではないのは察しがついた。
聴いてみると、確かに軽くボサノバのリズムにのった、イージーリスニング風の演奏。最近、ジャズは若者に人気が無いというが、良く飲食店の店内ではジャズがBGM流れていることが多い。和食の店でのハードバップも意表をついていいが、この手の演奏はどこで流れても無難だろう。
せっかくなので、このLori Mechemがどんなミュージシャンかを調べてみることに。
テネシー州ナッシュビルで活躍する女性ピアニスト。ナッシュビルはジャズというよりはカントリーミュージックの本場。あまりジャズの活動拠点としては聴いた事がない。
地元ではプレーだけでなく、教育なども積極的に行っているジャズ界の有力者のようだ。ガレスピーや、ジミースミス、カルコリンズなどとも共演経験があるという。カルコリンズは隣のシンシナティーが地元だった。
スタイルはこのアルバムだけでは分からないが綺麗なピアノを弾く。そういえば、似た感じがする人気の女性ピアニストBeegie Adairはすぐ隣のケンタッキー出身。中西部出身のピアニストに何か共通点があるのかも?
彼女の最初のアルバムがカウントベイシーオーケストラのアレンジをスインギーにカルテットで演奏したアルバムだという。またテナーのピート・クリストリーブと共演したストレートはヘッドな演奏もあるようで、これらの方に興味が湧く。
クリスマスアルバムをきっかけにこれまで知らなかったミュージシャンを聴くのもまた楽し。
1. I'll Be Home for Christmas 3:59
2. Have Yourself a Merry Little Christmas 4:14
3. The Christmas Song 4:29
4. Christmas Day with You 3:52
5. Christmas Time Is Here 4:33
6. We Three Kings Lori Mechem 4:32
7. The Christmas Waltz 4:17
8. O Little Town of BethlehemLori Mechem 4:35
9. Snowfall 4:21
10. Christmas Is Coming 4:31
11. Seems Like Christmas in July 4:33
12. What Child Is This 4:04
Lori Mechem (p)
Denis Solee (sax&fl)
George Tidwell (flh)
Pete Huttinger (g)
Roger Speneer (b)
Chris Brown (ds)
Dann Sherrill (per)
Produced & Orchestrated by Jeff Steinberg
Arranged by Lori Mechem & Jeff Steinberg
Recorded at Brentwood, TN by Brendan Harkin
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