A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

ラフに始まり、ラフを忘れて終わる

2011-09-15 | GOLF LIFE
先日の女子プロの試合、コニカミノルタカップでは一線のプロも深いラフに悩まされていた。先月自分で体感したラフの凄さは、本番でもそのまま、否それ以上で実現されていたかもしれない。よく日本のトーナメントのセッティングは甘すぎるのではないかと言われているが、やはりプロの試合では厳しいセッティングがよいと思う。飛距離が一段と伸びて、バーディー合戦も見ものだが、深いラフや早いグリーンに苦しみプロがアンダーで廻るのに四苦八苦するのも、見る方としては楽しみだ。

さて、今回行った栃木の東松苑ゴルフ倶楽部も今週、男子プロのチャレンジトーナメントJGTO ChallengeⅡが開催される。丁度前を廻っていた組で、参加するプロ達が練習ラウンドをしていたが、その中に見かけた顔が。ホームコースのキャディマスター室からいつも笑顔で迎えてくれるプロだった。調子は今ひとつと言っていたが、頑張って欲しい。

このコースは中島常幸プロの父親が作ったコースとして昔から有名だったが、実はここでは今回が初めてのプレーだった。近くのコースには良く行くのだが、これまでプレーをする機会がなかったのでいく前から楽しみなラウンドだった。このコースも、北関東の国道50号線沿い。先日のアジア下館と違ってここは山側に少し入るので、コース自体も山の斜面に作られている。アウトはそれ程でもないが、インは山を大きく崩して作ったレイアウトなのでホールは平坦だが短くて狭い。アウトは伸び伸び距離のあるホールを攻めて、インはピンポイントで攻める、切替が必要なコースだ。グリーンは2グリーン。大きなうねりはないものの芽と傾斜が微妙に組み合わさってショートパットが微妙に切れる。
東松苑という名の通り、松が多く植えられていて、いわゆる自然の松林ではないが良く手入れされている。ホールに何本かある大きな銘木も見事なものだ。先日の枯松の後だけに良く手入れの行き届いた緑をみると、何故か落ち着いてついて余計な心配をせずに安らぎを持ってプレーできる。

ラウンドはインからのスタート。東北道の事故渋滞があり到着がギリギリ。パットを練習する余裕もなくスタートホールへ。このような時は思い切ってクラブが振れないものだ。左に引っ掛け気味のミスショット。いきなり深いラフに掴まる。2打を上手く脱出できたが、このような時は、何とかボギーで凌いでどこで調子取り戻せるかだ。ところが早速3ホール目で掴まった。短いミドルだが初めてコース。ドライバーの当たりも今ひとつだったので、キャディさんのアドバイスで確実に刻むことに。しかし、このショットも手が縮んだショットで左に引っ掛け目でラフに掴まる。2打目のラフからのショットも引っ掛けて手前のバンカー手前のラフに。バンカーを2つ越える次のアプローチをミスって、グリーンの周りの深いラフへ。結局7オンの1パットのダブルスコア。いきなりラフの洗礼を受ける。

チャレンジツアーといっても一応プロの試合。ラフのセッティングも、キングフィールドのようにとはいかないまでも結構厳しい。その後も、フェアウェイを外すと2打は出すだけ。無理に狙ってもかえってミスショットに。ボール探しに一苦労する場面もあって、またまた今回もラフに悩まされるラウンドになってしまった。

午後からは、多少復調したが流れは変わらず。ショートホールもショットは悪くないがグリーンを外す。寄らず入らずで我慢のゴルフが続く。ところが残り3ホールで突然ティーショットが復活。最近出たことの無い当たりだ。最終ロングホールはすべて完璧。バーディー逃しのパーであったが久々の快感。気がつけば最後の3ホールは「ラフ」知らずのプレー。いくらラフが深くとも、そこに入れなければなんら問題がないということを実感。

この感触を次回にとって置きたい。
スコアは100を叩かなかっただけ良かったというレベル。

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