A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

初めて行ったゴルフ場で印象に残るものは・・・

2011-09-13 | GOLF LIFE
自分のゴルフ人生も20代の時からなのでかれこれ40年。プレーをしたコースは数えたことがないが、かなりの数になるだろう。でも、まだプレーをしたことの無いコースは東京近郊でも山ほどある。最近はホームコース以外にも色々誘いがあるので、初めてのコースに行くことがまた多くなってきた。

初めてのコースに行く時は事前に何らかの情報は調べていく。昔はせいぜいゴルフ場のガイドブックで調べる程度なので、コースのイメージや雰囲気は行って見なければ分からない。最近は各コースともホームページを作り、内容も充実させているので、大体の雰囲気は想像がつく。地図を見れば大体の地形も分かるし、ホームページのホールの写真を見ればレイアウトもおおよそ想像がつく。クラブハウスの様子も分かる。行ってみなければ絶対分からないのがグリーンの状態だ。それ以外にも、行って見なければ分からないことはある。従業員の態度&マナーとコースのメンテナンス。そして料理が美味しいか不味いかだ。いくら情報が整備されても、こればかりはリアルな世界で体験しないと分からない。

今回、行ったのは茨城のアジア下館カントリー倶楽部。名前は聞いたことがあったし、近くのコースには行ったことがあるが、ここは今回が初めてだった。この前行った笠間フォレストよりももう少し先。高速(北関東自動車道)が無かった時代は、インターから遠く行きにくい場所だった。桜川筑西ICができたのでインターからすぐだ。もっとも東京から行く時は、日曜日の朝の空いている時間だと、以前のように谷和原ICから下道でもたいして時間は変わらない。

関東平野の北側は、国道50号線がひとつの区切りだ。50号線の南は関東平野のまっ平な地形だが、これより北側は丘陵地帯に入る。このアジア下館は、この50号線に面しているので、地形的には平坦で造成工事がほとんど必要ない自然な地形を生かしたコースだ。距離の長いミドルホールも多く、短いホールはフェアウェイの木が微妙に邪魔をし、ドッグレッグと絡めて上手くレイアウトされていて戦略的だ。
フェアウェイの状態も良い。グリーンは昔のコースなので2グリーン。新しいコースの1グリーンと較べると非常に小さい。オリンピックをやったら、皆で1パットが量産状態になってしまった。グリーンが小さいのは仕方が無いが、問題なのはグリーンのコンディション。どのホールもグリーンに雑草(スズメノカタビラ)が目立つ。パッティングのライン上で邪魔になることも何度かあった。これはいただけない。

そして、一番ビックリしたのが松枯れだ。松食い虫の被害を受けているのだが、その数が半端ではない。すでに、切り株になってしまっているところもかなりあるが、茶色く立ち枯れている松が林立している様は異様だ。せっかくのレイアウトで重要な役割を果たしている大きな松も至るところで立ち枯れている。このままでは、あと数年でコースの雰囲気も、レイアウトも大きく変わってしまうかもしれない。せっかくの地形を生かした自然のレイアウトも松があったからこそ戦略的な所が多いだけに残念だ。



さらに、驚いたのが昼食時のレストラン。お客は半分くらいしかいないのに、テーブルの上はどこも食べ終えた食器がそのままで座る場所が無い。そして、その状態が我々の組だけでなく延々と続く。明らかにホールのスタッフの数が少ない。後で聞くと、震災の後平日の客が極端に減ってしまったので人員を絞っているようだ。キャディさんの数も減ってしまい、ハーフで交代の休み無しで回していた。確かに業績が悪いと背に腹を変えられないので人員削減は止むを得ないが、このままでは客に対してのサービスも崩壊してしまいそうだ。営業努力などは他のコースよりも一生懸命やっているようなので、何とか客足が戻って、綺麗なコースと従業員のサービスを復活してもらいたいものだ。

せっかく事前の調べで好印象を持って行ったコースが、今回のように悪い印象だけが残ってしまうのは残念だ。どんなコースでも良い所は必ずあるはず。それが維持できなくなっているということは、震災の影響がじわじわとボディーブローのようにどこのゴルフ場にも効いて来ているのかもしれない。

肝心のスコアは、前半はパーが6個ありながらダボ3つの42、後半は最終2ホールがダボ、トリで45のトータル87。どうもこの所最後の詰めが甘い。85で何とか上がれるゴルフがしたい。



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