A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

CANNONBALL ADDERLEY and the Poll-Winners

2006-06-18 | MY FAVORITE ALBUM
WESの後期の名盤の一枚が「A DAY IN THE LIFE」であるが、前期となるとRIVERSIDEレーベルに多くある。
このアルバムも、その中の一枚だ。

いわゆるオールスターセッションは、レギュラーグループのリーダー格を集めるとなると大変だ。それも、ミュージシャンが、今ほど交通の便も良くない時代に、広いアメリカの中をライブ中心の活動をしている時には。

アルトのCANNONBALL ADDERLEY、ベースのRAY BROWN、そしてギターのWES MONTGOMERYは1960年の5月、それぞれのグループ(RAY BROWNは、もちろん
OSCAR OETERSON TRIO)で、西海岸のライブハウスに出演していた。
その機会を捉えて、A面はLOS ANGELSで、B面はSAN FRANCISCOで録音されたアルバムである。
アルバムタイトルどおり、人気投票で当時常に一位を争うプレーヤー達の競演である。

一曲目のCharlie Parkerで有名な、Au Privaveを聴いた瞬間から、派手さはないが、3人の個性がうまく溶け合ったサウンドが飛び込んでくる。
ピアノは、イギリス出身のVictor Feldmanであるが、vibeもうまくこなして、自分のオリジナル曲も提供している。
そのサウンドのせいもあるが、メインストリームでありながら、全体にWEST COASTの清涼感も感じる。

お気に入りは、やはりAu Privave。

RIVERSIDEレーベルは、トラディショナルJAZZの復刻レーベルとしてスタートしたが、モダンジャズの新たな録音を1953年以降拡大し、セロニアスモンク、ビルエバンス、ウェスモンゴメリーなどを売り出し、JAZZ専門レーベルのメジャーに育っていったのは、Adderleyの貢献が大きい。

1.Au Privave
2.Yours Is My Heart Alone
3.Never Will I Marry
4.The Chant
5.Lolita
6.Azule Serape

  As) CANNONBALL ADDERLEY
  G) WES MONTGOMERY
P,Vib) VICTOR FELDMAN
  B) RAY BROWN
  Ds) LOUIS HAYES

1960年5月21日, 6月5日録音

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4 コメント

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はじめまして! (smile)
2006-06-18 01:12:26
早速、お邪魔します!

コメントいただき、ありがとうございました。

YANさんは、ジャズ通なんですね。

また、遊びに来まぁす。



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お早う御座います (heiron)
2006-06-18 10:11:20
YANさん、お早うございます。

ブログに遊びにきました。

Au Privaveですか。いいですね。

オリジナルのチャーリー・パーカー演奏もいいですよね。



キャノンボール・アダレイのアルバムは多少もっていますが、このアルバムは持っていません。



すごく興味があります(笑)
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コメントありがとう (YAN)
2006-06-18 21:28:51
smileさん



「通と」いうほどではないですが、昔良く聞いた時の事を思い出しています。

好きだったこと(人?)は、些細なことでも結構忘れていないものです。



Heironさん



訪問ありがとうございます。

Heironさんの一番好きなSAXプレーヤーは誰ですか?



SAXの勉強がんばってください。

やっぱり聞くだけではなく、自分で演奏できたら最高ですね。

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サックスプレイヤー (heiron)
2006-06-19 22:15:28
YANさん、またまた遊びにきました。

僕の一番好きなサックスプレイヤーですか?



順番をつけるって事はなかなか難しいのですが、チャーリー・パーカーとかポール・デスモンド、フュージョンならキャンディ・ダルファーが好きです。



ソニー・ロリンズとかハンク・モブレーなんかも好きですが、自分が演奏する楽器はアルトなので、アルトのサックスプレイヤーをひいき目で見ちゃいます(笑)
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