ここ数年は紅葉期に高知方面を訪れることができなかったので、今年は是非とも思い、計画をしたのだが、あいにくの雨予報。先週の小田渓谷は雨でも撮りたい絵があったが、こちらはどうだろう。
朝日狙いで一度は早起きしたが、曇り空なので一時間ほど二度寝。6時過ぎに出発して、大豊方面を目指す。湖畔マラソン準備中の早明浦ダムを通過し、ダム湖にそそぎこむ瀬戸川を遡る。道沿いに見えるはずの七尾の滝・瀬戸川支流の滝などが見えないのは、最近はこのエリアに雨が降っていないということだろうか。ダム湖貯水量は100%なのだが。
瀬戸川は魅力的な渓谷であり、かっては紅葉の時期によく走っていた。久しぶりに走るとやはり気持ちの良い場所である。
アメガエリの滝に着いたのは8時半過ぎ。小雨が降っている状態で足元も悪いので、フード付きのウィンドブレーカーに長靴履きで、滝へと降りていく。
周辺の色づきはいいが、前面にかかる葉の色が悪い。茶色っぽいし、落ちた葉も多そうだ。
時期的にはいい感じなので、天候が良ければ訪れる人も多いだろう。
前面の木を避け、滝側面に回って周囲の木々を取り込む。使用するレンズは、最近入手したSIGMAの12-24mm。従来使っていたキットレンズにワイコンをつけたものよりは写りがいいようだ。
左岸側に滝の上に向かう遊歩道がある。そちらに向かう途中、木々の間から滝を臨む雰囲気がなかなか良かったので、スマホでも撮ってFBに投稿した。
滝の中段や滝の上部からもいろいろ狙ってみたが、今一ついい感じにならない。いつもはすぐ車に戻るのだが、そのまま遊歩道を歩いていくと、時々いい色に出会う。
遊歩道の途中につり橋があった。揺れるし、急いで渡ろうとすると濡れた板の上で足が滑る。さほど高くはないが、高所恐怖症の私にとってはやはり怖い。
橋を渡ってすぐのところにある剣ヤ滝。
瀬戸渓谷には何度も来ているが、この剣ヤ滝に来るのは初めて。車道からは見えないので、場所がわからなかった。
右下に映る淵は、結構広さも深さもあり、い感じだった。後で調べると蛇淵というようだ。
色づいた木々と、落ちた葉に囲まれ、滝もいい感じである。
剣ヤ滝を撮ったあと、再びつり橋をもどる。
下の写真は、つり橋から本流の方を撮ったもの。揺れる橋の上からだが、いい感じで撮れた。
1時間半をアメガエリの滝周辺で過ごし、次の場所に向かう。天候には恵まれないが、紅葉は楽しめそうだ。
つづきます。
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