週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

瑞應寺

2015年11月22日 | 自然写真 季節の花

11月21日 例年通り西山興隆寺に向かう。時期をはずしたかと思いつつも、夜明け前の高速を走り、7時半に興隆寺到着。曇り空なので、お気に入りの朝陽の射しこむシーンは望めないが、紅葉はどうだろう。

残念ながら、今年ははずれのようだ。色づく前に散っていく、または茶色に染まっていくようで、撮りたいと思うシーンはほとんどなかった。

30分程の滞在で興隆寺を後にする。時間が早いので、少し足を延ばして東温市に向かう。途中の道前道後発電所の銀杏は散ってしまっていた。やはり今年は時期が少し早まっているようだ。

惣河内神社の百日桜。花は結構残っているのだが、絵になるシーンは難しい。

お隣金毘羅寺へ。こちらも色づきは今一つだし、落ち葉の絨毯も今日は少し寂しい。

国道494号線沿いに見つけたコスモス畑。この時期にこの色合いを見ると楽しくなる。

 道の駅 今治湯ノ浦まで戻り、土産を買ってから新居浜の瑞應寺に向かう。この寺の見頃は他より遅いのだが、状況を確認するつもりで寄って見た。

着いたのは10時半。朝陽が射しこむ10時前頃が最もお気に入りだが、今日の天候ならあまり関係ない。

本堂脇の銀杏の近くには、デジイチを抱えたカメラマンが多くいる。その中にミラーレスを抱えて皆にいろいろ教えている方がいた。会話を聞いていると地元の写友会の関係らしい。

数枚撮っては去っていくカメラマンが多い中で、いろいろな角度を試している私に興味を持ったのか、私に話しかけてきた。近藤さんとおっしゃる方で、写友会には参加していないが、10年ほど前まで京都での写真サークルで経験を積まれたとのこと。構図へのこだわりを第一とするようで、いろいろな場面でどう撮ると面白いかを話してくれた。構図を単純化してとらえ、まず全体からとらえて引き算をしていくやり方は、とても分かりやすく面白かった。新居浜に戻ってきて、瑞應寺は京都の寺に負けない素材だとほれ込み、皆が通り過ぎてしまうシーンでさえもこだわって撮っていく。狭い寺の中なのに、話し込みながらいろいろ撮っていくと2時間以上が経過してしまった。

近藤さんと話しながら、例年なら素通りしていたシーンを撮っていく。撮ってみると何気ないシーンが絵になることに気づく。

メインの西山興隆寺が外れだったので、今日の紅葉詣では失敗かと思っていたが、思わぬ人に出会え、多くの収穫のあった遠征だった。


 

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