那賀町のHPで大轟のライトアップを知った。私にとって、滝にはまったきっかけの滝でもあり、最も好きな滝でもあるので、これを見逃すわけにはいかない。日程的に今日しかないので、仕事を午前で切り上げ、一路那賀町へ。
R193の山道を往復するのは、ちょっと厳しいので、行きは高速を使い、板野から神山町に入り、そこから雲早山を越える。峠を越える少し手前、岳人の森を過ぎたところにある、雲早トンネル手前の滝(仮称)に看板があった。「氷生ケ滝(ひしょうがたき)」。8月に来た時にはなかった筈なので、最近取り付けたものだろう。もともとあった名前なのか、最近着けた名前なのか、ともかく正式な名前を知ることができた。
天気予報では夕方には雨がやむとのことだった。峠道を登る途中で青空がのぞいたのだが、少し登るとガスの中に突中。氷生ケ滝は道沿いにあるにもかかわらずガスの中である。
峠のトンネルを抜けると、ガスも晴れ、青空ものぞく。雨上がりで路面には落ち葉が敷き詰めたように落ちている。道沿いの小さな沢が滝と化し、流麗な容姿で誘う。しかし、立ち止まっていては、目的の場所に間に合わない。釜ケ谷の滝・北浦の滝 など、停まりたくなるのとこらえて先に進む。
停まって撮影したのは、小剣神社の滝と、大釜の滝のみ。(下の写真)
なんとかまだ明るいうちに着けたと思ったが、すでに5時を回っている。カメラをセットしているうちに、すでにライトが付いていることに気がついた。撮影しているうちにどんどん暗くなり、対照的に大轟の滝がライトの中に浮かび上がる。紅葉はここでも外れで、滝前に掛る紅葉が色づく前に葉を落としてしまっている。そのせいか、見に来ている人は誰もいない。途中、マイクロバスが数分停まっていたのと、通りかかった車がしばし見とれているくらい。おかげで何にも邪魔されることなく撮影を続けられた。
名残惜しいが、ここで切りあげ、大轟の滝を後にする。
後は山道を帰るだけ。
11月に入って3度目の夜間山道走行だが、この道は数え切れないほど走って慣れた道である。対向車が来るのがわかるのでむしろ走りやすい。
家についたのは8時25分 走行距離205km。
例年、紅葉時期にもこの滝を訪れるのだが、今年の紅葉の状況では、ライトアップを見に来て正解だった。日中では落胆したであろう状態である。なにはともあれ、大好きな滝の、また新しい表情を知ることができた。
私もこの日、大轟の滝に紅葉の偵察に行っていました。 (pm3時頃)
水量は多かったのですが濁っており紅葉は....(=_=)
カメラマンは誰一人いませんでした。
やはり193号線経由ですか。私はいつも徳島・阿南経由の195号線で行っています。こちらの方が距離はありますが運転が楽ですので。
今年は滝前に掛かるもみじが無残ですね。
水も濁っていましたから、昼間の撮影では駄目だったでしょう。
ライトアップだけが見どころといったところでしょうか。
私も行きは阿南経由、帰りがR193というのが通常のコースです。
早朝ならともかく、日中の徳島市内通過は避けたいのと、今回は明るいうちに大釜の滝を見たかったので、このコースになりました。
水量も多く幻想的で素晴らしいです。
大釜、大轟ともに水量が多いですね。
大釜の滝の紅葉はちょうどよかったくらいでしょうか。
大轟のライトアップの写真はあまり見たことがなかったです。
桜のときもそうですが、ライトアップというのは不思議な雰囲気を演出してくれます。
増水して濁った水や、散りかけた葉でさえ隠してしまうほど・・・。
いい経験になりました。
大轟の滝のライトアップは今年初めて知って、是非行ってみようと思っていました。
いいものを見ることが出来ました。
大釜の滝では時間の都合で、手抜きです。
滝見台が水溜りになっていたので、三脚を立てて、柵にしがみつくようにして撮りました。
じっくり取れれば、もう少し見栄えがしたでしょうね。
迫力のある大轟の滝の近くにもいくつか滝がありそうですね
R193で訪れたいのですが、ちょっと遠いですね~笑
那賀町 特に旧・木沢村は滝王国といわれるだけあって、名のついた滝だけでも無数にあります。
まだ訪れていいない滝の方が多いくらいです。
通うのは大変ですが、その甲斐がある場所です!