週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

リベンジ法螺貝の滝

2013年07月15日 | 自然写真 滝

 7月14日 日曜日の訪瀑記です。 

先週、道を見失い訪瀑をあきらめた法螺貝の滝。剣山がらみのキャンペーンで法螺貝の滝の写真を見る度、どうしても行かなくては…という気になってしまう。という訳で、さっそくリベンジである。

201307140914_06  今日は徳島市経由で那賀町役場側からスーパー林道へ。距離を測ってみると南国経由より距離的には20km程短いが、所要時間は3時間強とほぼ同じ。9時丁度に登山道入り口に到着し、装備を整え登山道に入ったのは9時15分。

 入り口の看板にあるように、このエリアで熊の目撃情報があり、ザックにはクマよけの鈴を取り付けてある。実はこのクマよけの鈴、5月の高瀑訪瀑時に拾ったもの。自分でも持ってはいるが、こちらの方が音が気にいったので、最近はこちらを愛用している。

201307140949_14  さすがに登山道だけあってよく整備されている。崩れた斜面をトラバースする際にも、踏み跡はしっかり固められ、トラロープもあって、歩きやすい。しかし、足を滑らせると大怪我をすることになるので、気を抜くわけにはいかない。先週の大法螺橋からのルートに比べると、こちらは初心者向きのルートといえるだろう。

  歩き始めて約15分で一度沢に降りる。木橋がかかっているので渡渉するようだが、地形図では右岸をずっと歩くはずなので、GPSで再度地形を確認する。アップにしてみると、すぐ下流で二本の流れが合流するようだ。この分岐が地形図で確認できなかったので、桂さんの案内図でも位置がわからなかったのだ。大法螺橋からのルートもこの道に合流するはずだが、その場所は確認できなかった。

201307141031_24  予定通り1時間ほどで、法螺貝の滝到着。登山道はこのまま続くが、私の行程はここまで。アップダウンが少なく、歩きやすい道だったので、途中スカーフを濡らしたり、行程写真を撮る以外には立ち止まることもなく、少し拍子抜けするほど。秘境滝制覇と意気込んできたが、割とメジャールートで訪れやすい滝だったようだ。

 右の写真は到着時間確認用にコンデジ撮影したもの。滝壺の下流は、切り倒された丸太などがあって容易に左岸に渡れるので、まずは大きな岩の陰に装備を置き、汗でびっしょりのシャツを脱ぐ。岩にかけて乾かしながら、D300sを三脚にセット。三脚は二度目の修理から帰ってきたベルボンのネオカルマーニュ645。やはりこちらの方が馴染んでいていい。自由雲台とクイックシューを取り付けているので、セットも手早くできる。

 滝の正面にセットすると、まともに飛沫が飛んできて、ノースリーブのTシャツだけでは寒いくらいになっったので、慌てて脱いだシャツを取りに戻る。

Photo

201307141052_33

 さほど高くはないが、やはり剣山のふもと、秘境雰囲気があって楽しい。一段落すると、少し早い昼食。やはり滝前での食事は最高!

 食事を終えるとレンズを広角に変えて、横方向で滝の全景を撮る。落差がないので簡単かと思ったが、引きがあまり取れず、障害物も多くて、横方向のいい構図がなかなか決まらない。

201307141118_50

 1時間以上を滝前で過ごして、法螺貝の滝を辞す。機会があれば、このまま登山道を歩いてみたいと思いつつ、もと来た道を戻る。滝からすぐ下の沢で、2人連れの釣り人が食事をしていたが、こちらの声は届かなかったようだ。帰りはほぼ1時間。車に戻ったところで、ポツポツと雨がおちてきた。一時的な雨だろうと思いながら、急いで装備を片付けていると結構強い降りになった。

 帰りは先週とは逆に、高の瀬峡から南国経由での帰路。どこにも寄らずに帰ったにもかかわらず、帰宅したのは4時過ぎ。

13,517歩 374km 目標としていた秘境滝を、取りあえず制覇。徳島の滝めぐりも次のステップに進めそうである。

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
法螺貝の滝って面白い名前がついていますね (ローマ)
2013-07-29 22:25:29
法螺貝の滝って面白い名前がついていますね

でも熊が出没する所によ~いきますね~
どうも徳島は熊が出るので滝巡りは遠慮しています。笑
返信する
ローマさん ありがとうございます。 (yamto)
2013-07-30 21:31:13
ローマさん ありがとうございます。
一応、クマよけの鈴はつけています。
この法螺貝の滝は、剣山登山道の一つの途中にあり、那賀町がキャンペーンを張っているルートでもあります。
キャンペーン写真を見て、どうしても行きたくなってしまいました。
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