宿に荷物を置いて、向かったのは高千穂神社。歩いて数分の距離だった。
鳥居をくぐるとやはり空気が変わる。時を重ねた神域の空気は、ずしっと重いような、軽く浮くような・・・?
入口の狛犬。D500だとこれだけ明るく写る。
階段を登り切ると本殿。小さな社だが、やはり普通の神社と異なって感じる。周囲を守るような古木は、それぞれ迫力で圧倒される。
一度高千穂神社を出て、道の駅に戻る。そこで見た撮影スポットの案内を見て、神都高千穂大橋を渡る。カメラマークのある場所から下を見ると、渓谷に落ちる滝が見える。ただ水量が少なくて、観光案内の写真程見栄えがしない。
西を見ると、赤く焼けた空。高千穂で見る夕焼けだと思うと、違った思いで見ることが出来た。
一度宿に戻って休んだ後、再び高千穂神社へ。夜神楽を見るためである。8時開始だが、宿の人の話だと、人が多い時には立ち見が出るというので早めに入る。
神楽殿に入るには一人700円が必要だったが、この旅の中観光にお金を使ったのはここだけである。
我々の後からどんどん人が入ってきて、開始時間までの間に何度か前に詰めるよう案内があった。満員状態の中、夜神楽が始まった。
舞っているのはこの神社の氏子さん達で、15のチームが持ち回りで毎日夜神楽を舞っているとのこと。
畳に座ってみ見るのは苦痛かと思っていたが、あっという間の一時間だった。この季節だからよかったが、真夏や真冬だと大変かも。
この夜神楽も家内の希望で来たのだが、こんな時間にお金を払ってでも、来てよかったと思える、見事なイベントだった。