週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

2013年 夏の高瀑行

2013年08月16日 | 自然写真 滝

 恒例となった夏の高瀑。今回は日程決定が遅くなったため、参加者はおいわさんと私の二人。最近は雨がないので、水量は期待できないが、夏の高瀑には別の楽しみがある。
 直前になって、Kurenaikaiさんが参加されることに。暑さが苦手なKurenaikaiさんは先に登っていますとの伝言があり、高瀑直下での待ち合わせになった。

 前回少し遅れたので、出発時間を元に戻し、コンビニでの食料調達を終えて出発したのが6時。すでに外気温は30度を超えていた。
 7時33分、集合場所の諏訪神社に到着。まもなくおいわさんも到着したので、私の車に荷物を積み替えてすぐ出発。登山口に着いたのは8時26分。予定通り、Kurenaikaiさんの車が停まっている。装備を整えて出発したのは8時31分。
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 同行が私一人なので、おいわさんはゆっくりめのペースで歩いてくれる。歩き始めてすぐ息が上がるのはいつものことだが、今日はなぜか左足が重くて、足が上がらないので、何でもないところで躓いて転ぶこと二回!

 おいわさんが、耳元で虫がうるさいとこぼしている。夏には、汗をかくと虫が寄ってくるのが、鬱陶しくて困るのだが、今日の私には秘密兵器がある。
 先日の小金滝訪瀑およびお墓参りの際、虫に悩まされたので、虫よけスプレーを自作してきたのである。
 昨年、スローシャッターさんのブログで、虫よけにハッカ油のスプレーがいいとあったので、ネットで作り方を調べておいた。ドラッグストアでハッカ油と消毒用エタノールを購入し、まぜ合わせたものを水で薄めて、百円ショップで買ったスプレー容器に入れて持ってきている。私の方に虫が寄ってこないということは、効果ありということ。

 右は途中小休憩場所の「のぞきの滝」

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 いつも丸渕で休憩するが、今日はほんの小休止。この場でおいわさんに虫よけスプレーを使ってもらう。小休止といっても、丸渕のきれいな水を逃すのももったいないので、岩場にカメラを置いて、タイマーを使ったスローシャッター撮影。おいわさん得意の方法である。

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 丸渕の崖を巻くように登っていき、再び流れ沿いにあるくと、高瀑遠望ポイントがある。
 右の写真を見ても、「どこに滝が?」と思われるだろう。水量が少ない時には、知らなければ、このポイントから高瀑を見つけることはできないだろう。

 このポイントを過ぎればあと少し。「高瀑下の無名滝」をすぎ、「天狗の子育て岩」の脇を通って、急斜面を折り返しながら登り、平坦な場所に出てから、木々の中を抜けると、いつものように高瀑がその姿を現す。
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 左の写真は、到着時に時間確認の為コンデジで撮影したもの。時間は10時。思った以上に水量が少なく、下の方では水の流れが見えない。ほとんどエンジェルフォール状態である。

 左岸の途中に人影がある。Kurenaikaiさんである。お互い声を掛け合い、滝下で合流。2時間以上前に到着したKurenaikaiさんは、しばらく仮眠していたとか。

 車で登って来る途中には青空だったのに、今は薄く雲がかかっている。この水量だと楽しみなのは逆光での飛沫。飛沫が見える時間まで時間つぶしと言いながら、おいわさんは左岸を登っていく。
 昨年、滝をバックに黄色い花が撮れたポイントがあり、まずそこに行ってみるらしい。それを聞いたKurenaikaiさんも後を登っていく。少々危険なルートだと思っていたのだが、二人が登っていくのを見ると、私でも行けそうだ。予備のメモリー・バッテリーをポシェットにいれ、ベルトに取り付けるとカメラだけ持って二人の後を追う。このルートは、高瀑の上に出る登山道があるようで、慎重にいけば左岸のかなり上まで行ける。そこで撮った写真が下の絵。今迄で最も高いところまで登れた記録である。
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201308151136_044  下から声が聞こえると思ったら、年季の入った四人組が登ってきた。どう見ても70歳を超えた方々のパーティーだが、ここまで来れるのだから、かなりの経験者なのだろう。装備もしっかりしている。皆滝直下の岩の上に座り、弁当を広げ始めた。

 まだ昼食には早いと思ったので、滝の下方へと降りていく。下の流れを入れて撮ると、高瀑の雄大さがよくわかる。これで青空だったらもっと映えるのだが。

 11時と時間は早いが、後に備えて食事をとる。いつものようにコンビニおむすびだが、滝を前にしての食事はやはり最高に美味しい。

 食事を終えると、右岸の崖を登り、陽が射すのを待つ。

 ときおり陽が射すたびに、カメラを構えるがまだ滝には日が当たらない。時間的にもう少し待たなくてはならないようだ。

 体を預けやすい場所に腰を落ち着け、しばらく待つ。涼しさと、滝の音が心地よくて時折うつらうつらしてしまう。陽が射すと、顔に暑さを感じるので、すぐにレンズを滝に向け、翳るとまたうつらうつら・・・。
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 おいわさんは私より少し下で構え、Kurenaikaiさんは滝の下方で三脚を据えている。Kurenaikaiさんの場合は、ビデオ撮影もあるので三脚は必要だろう。
 気温は25度。先ほどの四人組の方は食事を終えるとまもなく帰ったようだ。

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 久しぶりに、露出補正をかけたブランケット五連写。同じような写真がいっぱいできるが、どれも少しづつ違って捨てがたい。
 下に戻り、記念写真の準備をしながらも、陽が射すとまた連写。
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 1時を過ぎ、記念写真を撮って高瀑を後にする。今日の主目的の一つは、この帰り道にあるので、そちらで時間を取る必要がある。

 つづきます。

コメント
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