風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

大阪府 16/47

2024年04月21日 | 18きっぷで行く『日本製』

18きっぷで会いに行く『日本製』第16弾は、大阪府大阪市。

JR大阪環状線、新今宮駅から徒歩10分、「えべっさん」と呼ばれ、

地元では、商売繁盛の神様で親しまれている今宮戎神社を訪ねた。

 

 

毎年1月9日から11日にかけて開催され、七福神の一柱でもあるえびす様に

商売繁盛を祈願するお祭り、「十日戎(とおかえびす)」で有名な今宮戎神社。

 

えびすの”え”は入江の江、”び”は昔の言葉で神様、”す”はそこにおられるという意味で、

「海の近くにおられる神様」というのがえびす、だから手に釣り竿と鯛を持っておられると。

今でこそ高層ビルに囲まれているが、昔は社務所の裏手は海だったのだという。

 

 

十日戎の時は、地面に敷かれている砂利や木の鉢は全部取り払い、何もない状態にするという。

何故なら、大勢の参拝客が、全部外に砂利を引きずって行ってしまうからだという。

 

 

 

しめ縄がかけられているこちらは、本殿の裏手。

えびす様は耳が遠いので、正面からだけでは聞いてもらえないかもしれないという事で

念押しで裏からもお詣りするという風習があり、裏からも参拝できるようになっているという。

 

 

七福神は、えびす、大黒天、布袋、寿老人、福禄寿、弁財天、毘沙門天で、

えびすだけが日本の神様で、”天”が付くのはインドの神様、他は中国の神様という。

 

 

えびす様には、海に流されて遠くに行き苦労して立派な人になって帰って来たという言い伝えがある。

きっと中国に渡って、中国から帰ってくるときに他の国の神様と一緒に宝船に乗って来たのではないかと。

 

 

「今日一番心に刺さったのは、えびす様が外国に流されたというお話で、

ほかの国を見てほかの国の人と触れ合うことは絶対にやるべきだなと。

だから僕もいつの日か・・・流されようと思います!

本当にいいインスピレーションをもらいました!」三浦氏

 

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