風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

電車の旅・浪江へ

2019年04月07日 | 山、旅、おでかけ
18きっぷは、4月10日まで使わなければならないから、ちょっと厳しくなってきたので5日休暇を取った。

今回の行先は、被災地を訪ねて、福島の浪江
常磐線は浪江まで繋がったし、帰還困難区域の双葉~富岡間は代行バスが出ているという。
出来ればバスで富岡まで行き、いわきまで行きたいと思って出かけた。


阿武隈川



今回も風が強く、途中徐行運転で電車は進んだが、無事浪江駅到着。

 


避難指示解除準備区域から、浪江はH29,3,31解除されている。
今の浪江駅前は、震災当時から時間の止まったままの壊れた建物、人気のない集合住宅が今もそのままだった。
しかしその傍らでは、住宅を直し、すでに外に洗濯物を干しながら全く普通に生活をされている住宅もある。

駅前には”かふぇ”がオープンしており、寄ってみたら「すみません、今日は貸し切りです」とテーブルにお料理を並べて忙しそうだった。



駅前も活気が出てきているようにみえ、傍目からは、放射線量の多さなどよくわからなくて危険度が分からない。
でも、調べによればまだまだ放射線量は高く、決して安心できるレベルではないと言う調査もある。
復興五輪を謳い2020年3月末までの常磐線全面開通の為急ピッチで工事中とのこと、色々な不安要素が拭いきれない。

浪江駅~富岡駅までの代行バス。
今回は、このバスで富岡駅まで出ていわきに出るコースは、自分の調べた時間と差がありもう一度練り直し、今回は諦めることにした。



常磐線は、浪江の手前の桃内までは高校生も大勢電車に乗っており、とても明るく元気で賑やかだったことが強く印象に残った。

米沢―福島―仙台―浪江ー仙台ー山形ー米沢   営業距離約321.6K  約5,620円のところ18きっぷ1回分2,370円也。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大爆発 | トップ | 電車の旅・アクシデント »

コメントを投稿

山、旅、おでかけ」カテゴリの最新記事