山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

吉原裏同心・二十一『遺文』=佐伯泰英著

2014-06-24 07:40:09 | 読書

佐伯泰英の『吉原裏同心』シリーズ第21作『遺文』を読んだ。2014年6月20日第1刷とあるから随分と新しい本である。坂崎磐音江戸双紙、鎌倉河岸捕物控、そして吉原裏同心などは発行と同時に購入して読んでいる。すでに終了したが密命のシリーズも読んだ。今度『吉原裏同心』がNHKで連続ドラマとして放映されるらしいので、楽しみにしている。『遺文』は、前作で重傷をおった吉原会所の頭取・四郎兵衛の傷がようやく癒えたおり、またも吉原が危機にさらされる。吉原裏同心の神守幹次郎は、いまだ復調ならぬ四郎兵衛をともなって、吉原の秘された過去の『遺文』があるとされる鎌倉へ向かう。解説で渡辺憲司氏が、吉原がつくられたいきさつや、この物語に出てj来る重要人物について書いているが、江戸期の歴史の中で吉原というものも見ていく必要があると感じた。しかしそれにしても、佐伯泰英という人は読ませる作品を開いてくれる。


うるめイワシを煮魚に

2014-06-24 07:26:31 | グルメ

おはようがんす。昨日は午前中、休耕田に植えたダイズとクロマメに土寄せをして雑草対策をおこなった。もともと牧草地になっていたので、雑草の種はいくらでもあるらしく、びっしりと芽が出ていた。去年は、この時期に対策をしなかったので、かなり大きくなってから引き抜く作業をするはめになり、とても暑かった記憶がある。今年は、草丈の低いうちに土寄せをして雑草を抑制しようと思っての作業だった。今朝は、別の畑に行ってアズキにも土寄せをした。こちらは、ずっと畑(爺様にケヤキを植えられたたが、一部伐採)だったので、草の量は少ないがかなりスギナが出ていた。水田にしろ畑にしろ農業とは雑草や害虫とのたたかいである。

昨日、スーパーで買い物をしていたらウルメイワシが出ていた。「ウルメ」とはよく言ったもので大きな目がうつうるして「買って」と言っているような気がして購入。1匹あたり100円以下という値段にもひかれた。さてどんな料理になるのかと期待していたら、味噌味の煮魚で出てきた。マイワシと比べるとくどくなくて美味しかった。ただ、普段はほとんど店頭に並んでいるのを見たことがない。おそらく今が旬なのだと思う。

今日も引き続き、ダイズたちの土寄せ作業だ。それにしても、石原環境大臣の「金目」発言。鈴木東京都議の下品なヤジ。やはり自民党も多数におごって、その本性が出てきているようだ。「おごれるものは久しからず」これは平家物語だけの世界ではないことを思い知るべきだと思う。いや、思い知らせてやらねばなるまいと思う。