Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2010J2第12節 北九州×札幌

2010-05-12 | Jリーグ

極端な話が開始3分だけでゲームが決まった。不思議なくらい北九州の右サイドが空いていてそこを数回狙った札幌は抜け出したキリノがゴールに流し込んで先制。このラッキーゾーンはそれと共に封鎖された。

これで畳み掛けられればいいのだが押し込まれる札幌。どうにも試合運びが拙い。3バックだから4バックの相手にサイドを使われるのは仕方ないがやられすぎ。GK高原の好セーブがチームを助けた。もう高原様様と言っていいだろう。

対する北九州。やっているサッカーの内容自体は悪くないがフィニッシュを決めきれない。新入生だからこんなものだろう。よく頑張っていると思う。選手もそれなりには揃っているし経験のあるベテランも居るから、これからの積み重ねだろう。

札幌は勝つには勝ったが内容は全く褒められない。GWの連戦で1週間に2度も九州遠征という日程面の不利は確かにあるが格の違いを見せるべき試合だったはずだ。しかし実際には悪い意味で近い順位同士の対戦に相応しい試合内容になってしまった。近藤はまだまだフィットしておらずプレー内容もポストはできずボールが収まらない、シュートは打てないと見ていてストレスがたまった。

本城も初来訪だったが水前寺以上のローカル色の強さだった。あとは取って付けたようなバックスタンドとゴール裏にかつての市原臨海を小さくしたようなイメージを持った。やっぱりスタジアムの空気感が都市圏と地方では違う。それをたまに味わうのはいいものだと思いながら帰ってきた。