Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2009J2第21節 福岡×仙台

2009-06-14 | ベガルタ仙台

内容的に悪くはないんだけど相手の戦略にハマったような負け方。ただせめて引き分けには持ち込まないといけない。暑さはあまり言い訳にならない。それが影響したような試合運びではなかったから。条件は相手も同じ。見ているこっちはあまりに蒸し暑くてバテましたが。

前半は潰し合いで動きがなく、後半に入ってから仙台の方がセカンドボールを拾い始めたので後はゴールで仕留めるだけだと見ていたんですがそこに落とし穴がありました。まんまとカウンターを食らうと数的不利になり失点。暑い日なんてだいたいロースコアになるものだし、福岡のやっているサッカーがさほど悪くない事を考えても先制されたのは非常に痛かった。

先制された時点で劣性を挽回するためのオプションをベンチワークに頼れなかった。だってあの控えメンバーは逃げ切りありきのメンツでしょう。千葉・富田と二人のボランチを入れて攻撃的なのは中原一人ではキツい。しかも消去法で中原の1TOPにせざるを得ないのは苦しい。誰だって暑くて走れなくなるんだから動き回れる西山あたりを控えに入れておくべきだったと思う。テグは守備がどうのと言うけれど、最も決定率の高いソアレスを最後までピッチに残さない選択は個人的には解せない。

ボールは支配できていたけれどタテに入れるパスは少なく、また戦況打開のチャレンジパスを狙った時に選手間の距離が離れていてパスが届かずカットされる場面もしばしば。あとは前が空いたらとりあえず打ってみる思い切りの良さが足りなかった。

長いシーズンだから負ける事もあるけれど桜・湘南を追いかける立場ならば今は目の前の勝ち点3を積み重ねて上にプレッシャーをかけていきたい。3位で昇格で良いなんて思いませんよ。何故今年の仙台にここまで必死になるのか、飛行機の中で考えたのですが、それはやっぱり2年連続であと一歩届かず終わった所を見てきたから。3度目はない。今年こそは。