Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2009ナビスコカップ予選リーグ第5節 千葉×京都

2009-06-08 | Jリーグ

柳沢が復帰したと聞き付けたものですからフクアリに行ってきました。そういう理由で現場を決めてみました。両チームにとって消化試合ですがなかなか中身の濃い内容。

前半は千葉の出足が鋭く高い位置からプレスをかけてボール奪取しハーフカウンターを繰り出す。対する京都は千葉の勢いにバタバタ慌てている感じ。ボールが回ってこないからディエゴは下がってきてFW孤立。またヤナギと豊田の連携がイマイチでコンビが合っていない。

流れが変わったのは後半に京都がパウリーニョを入れてから。千葉は前半飛ばしすぎたか、足が止まってくる。後半の京都はJ再開後を見据えた攻撃パターンの確認作業のような感じでしたが内容は良かった。前線の4人を共存させて豊田がフィットすれば面白くなりそう。

調整段階だけあってヤナギを90分使っていただいて観に来た側はありがたかった。4月の鹿島戦直前で怪我したから今年は初観戦。後半には惜しいシュートを放つなど来た甲斐はあったプレーぷり。また深井が1ゴールとある意味オイシイ試合。深井は試合後にしっかり秋田のところに挨拶に行っていた。

喜作のソーセージを初めて食べましたがボリュームが凄い。それでいて大味なわけでもなく。当初はサマナラにも手を出す予定でしたが満腹で手が回らず。そっちは今度マリンに行った時にでも食するとしようか。食べたいものを食べて見たい人見る。大変リラックスできる現場でした。

4大会連続W杯出場決定

2009-06-07 | フットボール全般
今になって振り返れば余裕のある予選でした。何せ2試合も残して本大会出場が決定したのだから。列島興奮とやらの熱狂ぶりを非常に覚めた目で見る今日この頃です。アジアにおける日本の位置付けを考えればこれくらい出来て当然。

ウズベキスタン戦は大アウェーで押し込まれる苦しい展開でしたが日本守備陣の安定度なら大きな問題ではなかった。相手の攻撃はアーリークロスとミドルシュートだけの単調なものだったから。セカンドボールがもっと拾えれば楽な展開になったでしょう。後半は選手交代で前線を1枚下げてでも守備系ボランチを入れれば良いと見ていて思った。日本の技術力ならポゼッション率を高めればリードしている時は相当戦いやすくなる。

審判についてはACLを見てあの程度という予備知識があるので別に何とも思わなかった。アウェー戦では見慣れたアジアクオリティなので大した驚きはない。それ含めてアウェーの難しさだから。その状況下で勝ったのは逞しさの証拠。

さて水曜はカタール戦@横浜に行くんですがメンバー構成はどうなるのやら。個人的には俊輔・ケンゴ・ヤットのトライアングルがかなり見たいのですが。というかそれ目当て。W杯予選のピッチに立つ14番が見たい。

2009JFL前期第14節 横河武蔵野×鳥取

2009-06-06 | フットボール全般

首位攻防戦に相応しい試合。見に来て良かったと思える内容でした。

鳥取は試合運びに落ち着きがありました。とにかくバタバタ慌てない。リードした時のゲームコントロールは巧みで相手に驚異は感じさせないけれど試合の主導権は握っている。あとはJFLレベルでGKがシュナ潤だと安定感が2ランク位アップする。この人も怪我がなければ今でも仙台のゴールを守っていたかもしれない。それによって林が移籍して出場機会を得たとも言えるわけですが。

また鳥取は中盤の運動量が豊富で攻めに守りによくハードワークしていました。もともとJでプレーしていた選手達があれだけ汗かいて動き回れば中盤は機能するし前線も生きる。

阿部・小澤コンビもおもしろい。二人の役割分担が明確だからバランスが良い。しかし阿部も高校時代はかなり騒がれて鳴り物入りでプロになりましたが今は言ってしまえば都落ち。プロ入り前の実績はその後を決して保証してくれるものではない。

一方の武蔵野。リードを許した時間帯は鳥取の掌の上で転がされている感じもありましたが後半の巻き返しは見事。前半はカウンターが狙えずポゼッションしてもどうやって攻めるか曖昧が部分がありましたが、後半はピッチを広く使い左の岡を上手く生かしながら攻めました。自分達の時間にした後半立ち上がりで追い付けたから試合が面白くなったわけです。

試合の面白さにレベルやカテゴリーの違いなんて全く関係ないのが良く分かる典型的な試合。中田浩二も期待しているらしいけれど鳥取はきっと来年昇格してくるだろう。いつかはとりぎんバードにも行ってみたいものです。

エッ!してなかったの?初めてだったの?

2009-06-05 | 音楽モノ

【6/4 福山雅治 福山☆イキナリの大感謝祭~エッ!してなかったの?初めてだったの?~愛(ハート)福山博in武道館!!】

4日公演の3日目に行ってきました。サンキュー価格で3時間の大感謝祭。しかもお土産付きとは至れり尽くせり。この不況のご時世に4日連続で別のスポンサーが冠でつくのは凄い。ちなみにこの日はシチズンDay。

初武道館のメモリアルというより20周年イヤーの幕開けといった要素が強く感じられました。アルバムリリース・アリーナツアーと続いて全ては長崎での凱旋ライブに繋がっていくんでしょうね。新曲の『18』はあのVTRを見た後だったから歌詞の意味がよくわかった。あれは新たな名曲。アルバムの中の一曲にとどめておくのは勿体無い。あの曲を稲佐山の夜空の下で聴いたら格別だろうなと思った。

武道館でセンターステージだと格闘技と同じ視点になるので本当に見易い。2階席だったけど距離の遠さを感じなかった。武道館自体に来るのは去年11月以来で、ましゃLIVEは昨年末以来でしたが相変わらず福山氏は大バコ仕様の演出が巧い。前回武道館に来た時の事を少し思い出したんですがましゃクラスの大物はやっぱり貫禄あるなあと改めて感じた。でも大物になってもどこかに20年前の材木店の兄ちゃんの雰囲気を失ってないんだなあ。それが嫌味なく男女に受け入れられる要素の一つなんだろう。

福山ヒストリーのVTRもなかなか作り込んでいて歴史が分かります。オーディションの秘蔵映像は思い切り笑うところ。しかしむしろあそこくらいしか笑い所が無くてあとは思わずグッと見入ってしまった。しかも再現VTRにアミューズの若手を使うとはさすがです(笑)

セトリは最近の定番メニューと新曲が割りと多め。しかしみっちーが出てくると『Message』が無性に聴きたくなるのですが、これって自然な流れなんだろうか。『化身』のタオル回しは今までファンが同じアイテムを装備し一体感を持って盛り上げるという演出が少なかっただけに福山ライブとしては斬新な印象。何というか、オサレで若い(笑)淑女が多い客層なのでファンの連帯感よりも個性が強く、良い意味で自由な感じだったので。ああいう一体感が他アーではよくあっても、ましゃの場合は珍しいなと思ったわけです。

ラストが『道標』でその後のおかわりが無かったので、アリーナツアーへ続くという意味のエンディングだった。腹八分目にしてまた次への期待を持たせて終わるとはやり手だ。またその手に乗っかってしまうだろうけど。

2009ナビスコ予選リーグ第4節 FC東京×山形

2009-06-04 | Jリーグ

総じて見ると前半が山形、後半は東京の試合。アウェー寄りに座ったお陰で常に近くで試合が見れたのは良かったと言えば良かった。

前半の山形の内容が非常に良かったので更に追加点を取って試合を決めてしまえば完璧でした。長谷川はシュートを打ちまくったから1本は決めたかったでしょうね。組織的な守備ブロックの形成とサイド攻撃がしっかりされていた。ボランチの渡辺匠が効いていました。攻撃はサイドでのトライアングルの作り方が上手い。だからサイドを崩してチャンスを作れる。キムが右サイドで良い起点になっていただけに居なくなって一つの攻め手を失いました。

しかし山形は前半からファールが多くジワジワと追い込まれていった。途中までは個人能力の差を組織力で埋めていましたが、後半は燃料切れといった感じで力負け。キムが代わったから押し込まれた時に前でタメが作れなくなり、結果として東京の攻撃の波を止めきれなくなった。

東京は前半はかなり苦戦しましたが最後は自力の差で勝り、個々の能力の違いが如実に表れていました。石川の突破やカボレのスピードが生きるようになってからは攻撃力を見せつけました。あとは田邊がおもしろい。

今年のナビスコ予選は完全に傍観者なわけですが国立でのんびり見れて、ある程度両チームのサッカーの色を見れたので満足度は高い試合でした。今週は平日も現場続きのため早々に退散。