Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

違う形の球を

2006-10-14 | スポーツ
やっとラグビー観に行けました。秩父宮で一試合目のIBM×リコーの途中から観戦して夜は等々力で川崎×甲府。晴れた日の秩父宮バックスタンドは気持ち良い、楽しいハシゴを満喫しました。

甲府の真っすぐなスタイルは好感が持てます。そしてこの試合で我那覇よりケンゴより誰よりも見たかったのは甲府のあの男。スタメン出場し等々力のピッチでプレーしていた、選手紹介の時にホーム側からも送られた大きな拍手、自分もその時は拍手していました。茂原がプレーしている姿を見れて本当に嬉しかったです。

勝負の世界の光と影

2006-10-13 | 野球
日本ハムファイターズがパリーグ制覇。本当におめでとうございます。ヒルマン監督の『シンジラレナ~イ』はちょっと流行りそうですね。

勝敗を決する戦いの舞台ですから、勝者が居れば敗者も居る。敗者が残酷な現実を突きつけられるのが、TVで見ていても痛い位に伝わってきました。呆然とする松中の顔。倒れこんで号泣した斉藤和巳。この姿はある意味勝者の歓喜の輪よりも強く印象に残りました。特にプレーオフ2試合に登板して僅か2失点ながら、味方の援護が1点もなく2敗を喫した斉藤。エースの名に相応しい力投を見せたその結末が、サヨナラ負けというのはあまりに厳しすぎる。『よくやった』の一言で片付けるにはあまりに失礼な結果に、言葉が見つからないです。

このプレーオフでどちらに肩入れしていたわけでも無いんですが、月曜に西武ドームでホークスの勝利への執念や気迫を見ていただけに、何とかホームに帰って戦って欲しいと思いました。また王手をかけられてもここから引っくり返す、奇跡が起こるんじゃないかと感じていました。

それでも結果的にホーム札幌の2連戦で決めてしまったファイターズはお見事です。これで新庄の引退も延び札幌の夢物語は続きそうです。日本シリーズには金村も復帰するだろうから、パの代表として是非頑張って欲しいです。

犬が乱入する試合なんて初めて見た(笑)

2006-10-12 | フットボール全般
昨晩のアジアカップ予選、インドvs日本は3-0。消化試合だなあと思ってましたけど、スタメンに『53番 中村憲剛』の名前があるもんだから真剣に見入ってしまいましたよ。

感想ですけど、このチームはまだ若いですね。後半に少し押し込まれて慌しい展開になった時、ゲームを落ち着かせられないところに若さが感じられます。もっとも今はチームを作っている段階ですから、これから経験を積んでいけばよいでしょう。悲観はしていません。今後が楽しみです。

難しいピッチコンディションだったので、ボールを止める・蹴るといった基本スキルが大事になってきますが、後半慌てた時にそれが出来ていない場面が多かった。ここも落ち着きが大切です。落ち着けば出来るはず。なぜなら普段のリーグ戦では出来るのだから。

ケンゴのミドル素晴しかった。ズドンと突き刺さった感じ。どフリーだったから楽に打てたんだろうけど、あの一撃でミドルの人ってイメージがつきそう。実はチームではそんなにミドルは決めていないんだが・・・ということは黙っておこう。それ以外のプレー面でも前半はややゲームの流れに乗れてない感じだったけれど、後半はボールに触る機会も増えて「らしい」プレーが出来ていたと思います。それとガーナ戦の終盤同様、長谷部と組む中盤が見ていてワクワクしました。

それにしても停電に犬乱入とは世界は広い。しかも犬乱入の時に一番スタジアムが沸くってのもある意味カルチャーショックでした。

大して観光もしてないけど【福岡遠征記】

2006-10-11 | 紀行
今回の福岡遠征は泊まりも考えたんですが、以前来た時に福岡は観光地としては大して見るところがなかったので、翌日は天皇杯もあることだし日帰りにしました。

そんなわけで天神や中洲をウロウロしたくらいでしたが、唯一、福岡に来たら必ずやる事といえば、一風堂の大名本店に寄る事。一風堂の大名本店が他店と違うのは、本店限定の「かさね味」がメニューにあること。これだけは福岡に来ないと食べられないので外せません。福岡に来たのは2年ぶりなのでそれ以来ですが、やはり旨い。

博多の森へはバスでも行けましたが、福岡空港駅から徒歩で向かいました。道が分かりやすいので迷う事無く行けました。また歩道も広めで歩きやすかった。飛行機の離発着を横目に見ながら向かうスタジアムというのも、情景があってよい。事前にセブンイレブンの角を左折してから坂道になるという情報を得ていたんですが、この坂も思ったほどキツくなかったです。25分弱で到着。帰りも当然歩き。歩く人自体が少なく坂も下りになるので楽勝な散歩道でした。

博多の森は初来訪でしたが、コンコースやトイレなどの設備が綺麗で且つ広々していました。あと嬉しかったのは今のご時世にスタジアムを一周できたことです。スタンドの印象は球技場だけあってメインとバックは本当に観やすい。ユアスタあたりと変わらないレベル。ただゴール裏だけが絶望的な見づらさでした。ラグビー兼用なので、ゴールラインからスタンドまで距離があるのは仕方ない。ユアスタや三ツ沢もそんな感じですから。しかし傾斜の緩さはちょっと・・。等々力のバック1階や埼スタのロアーも個人的には傾斜緩いと感じるんですが、ここはそれ以上でした。折角他が完璧なのに勿体無い。アウェーゴール裏の後ろにある山のようなきつめの傾斜が欲しいですね。むしろあの山を切り立てて2層式のスタンドを作ったらいいのにと思いました。勝手な意見ですけど・・・

試合後は一回天神まで出てから食事してブラブラしてから空港まで戻り、旅割で取った飛行機で帰京しました。さすがに3連休初日の夜だけあって行きの羽田とは違い空港内閑散としていました。負けたので疲労度倍増で帰ってきました。今月はもう1回飛行機搭乗予定がありますが、果たして次回は気分良く帰れるだろうか。

J1第26節 アビスパ福岡×鹿島アントラーズ

2006-10-10 | 鹿島アントラーズ
情けなくて言葉も出ないような負け方でした。少し救われた気持ちになれたのは監督の試合後コメが、仰る通り!と頷ける内容だったこと。特に共感したのは『もしレフェリーがミスを犯したとしても、レフェリーの判定のせいにして、45分間で自分たちがやるべきことをやらなかったことの言い訳にするのは、おかしなことだと私は選手たちに言いたいです。』という部分。全くその通りです。選手はアウトゥオリに見限られないように精進してもらいたい。

後半は必死でよく頑張りました。でも前半からそれが出来ていなければいけない。体たらくで気迫負けした試合の入り方をして、負けそうになってから必死になるようでは駄目。去年9月の川崎戦in等々力に重ね合わせたような展開でした。ということは1年前からメンタル面が成長していないんでしょう。これは選手一人一人の問題。今のチームは若いから好調時は良いけど、一度調子が下降するとなかなか修正できない。こればかりは経験を積むことで何とかするしかないけど、ヤナギとかソガなどの中堅組のサポートも必要だと思います。試合運びに関しても90分をどう戦うかのバランスを考えないといけないが、それが出来ていない。故に今の鹿島は試合巧者ではありません。

前半は福岡の思い通りの展開に。早めの先制、その後の速攻狙い。引いて守る福岡に対し鹿島はボール回しが遅くシュートすら打てず。増田はリンクマンとしての繋ぎの役目が全く出来ていないし、ファビオは相変わらず中途半端なボールの取られ方をして相手にカウンターを許し、FWも元気なく。篤人の守備は危なっかしい。いくら対面が古賀だからとはいえ、半年もレギュラーで出続けているのだからそろそろ「新人だから」とは言えないのでは。酷い前半でした。

福岡だから2点で済んだようなもので、相手が川崎やガンバで同じ展開だったら、前半だけで5点取られてもおかしくない内容でした。後半は前述したとおり攻め込み、ゴール寸前でクリアされるシュートもありましたが1点が遠く。1-2で逃げ切られての敗戦は、前半寝てて後半ようやく起きたチームに対する天罰のようなものです。

今回はかなーり辛口レポになってしまいましたが、このチームはまだ未成熟だから辛抱も必要。フロントは監督に契約延長要請を出したみたいですから、是非アウトゥオリには来年も続けて欲しいです。監督のやろうとするサッカーを体現するまでに時間がかかるのは仕方が無い。でも相手に勝ちたいという強い気持ちは誰でも持てるものでしょう。それが感じられない時ほど、金と時間を損したと思うものです。

プレーオフ第三戦 西武×ソフトバンク

2006-10-09 | 野球
プレーオフ第三戦に行ってきました。サッカーの日程との兼ね合いで、今日しか行けなかったので、三戦目までもつれてくれて良かったです。今日は先ずドームへ向かう前にローソンへ。11/3のナビスコ決勝のチケットを無事購入した後、球場に向かいました。

今日は内野指定をFC先行発売日に抑えたので、ベンチに近い前方の見やすい席でした。そこの場所というのがファールボールも頻繁に飛んでくる場所でしたので、観客のボール争いも拝めたんですが(笑)あれはまさに奪い合い。正直言って醜いなあと。必死なのはわかるけど横から猛然と突っ込んだりして、ライブハウスでのモッシュなんかと危険度は一緒じゃないかな。あれは近くで見ていて正直恐怖を感じました。

前置きはさておき、試合は途中まで息詰まる投手戦。5回におかわり中村のホームランでライオンズ先制。6回のホークスのチャンスで松中が併殺で終ったので、勝利の女神はライオンズに微笑んだかと思われましたが7回に同点。ここで西口降板、しかし見事な力投。打線の援護がなくて可哀相でした。しかしここでゲームは終ってしまった。西口の後を受けた中継ぎ陣が緊張感の保たれた好ゲームを一気に崩壊させました。

星野・山岸はランナーを背負うとストライクすら入らず。これじゃゲームになりません。案の定あっさり逆転を許すと、その後もホークス打線の餌食に。大舞台でこんな肝っ玉の小さいピッチャーを出すベンチの采配には疑問符。もっとも他に使える中継ぎが居ないという事なのかもしれませんけど。

最終回に2・3塁と見せ場を作ったライオンズでしたが一矢報いる事は出来ず、ホークスがセカンドステージ進出。『勝ちたい気持ちの強い方が勝つ』とは様々なスポーツシーンで使い古された言葉ですが、今日のホークスからはその気持ちが強く伝わってきました。0-1とリードしている間から、何となくホークスが勝ちそうだなという空気を感じました。それとスタンドの雰囲気も熱かった。どっちがホームなのか分からないような熱気がありました。まさにチーム全体での勝利でした。

天皇杯3回戦 東京ヴェルディ×栃木SC

2006-10-08 | Jリーグ
典型的なJ×JFLの試合でした。ヴェルディの猛攻をしのいで虎の子の1点を守りきった栃木がジャイアントキリング達成。

連休2日目は飛田給へ。当然の如く、特急の臨時停車はなくスタンドもガラガラ。客が入らないと一部エリア閉鎖ということは、どこでもよくありますが今日はその逆の状況でした。広大な味スタは一部エリアのみ開放。両ゴール裏もバクスタもちょこっとだけの開放で、5万収容のスタジアムに入った観客はたったの3000人。それでもアウェーゴール裏の黄色い栃木SCサポーターは多かった。

さて両チームを比較すると、当然ですがヴェルディの方が格上なのは明確。パスやトラップの精度・味方を生かすプレー・スペースの使い方。どれをとってもヴェルディが上。でも力関係が必ずしも結果に直結しないのがサッカー。そんなサッカーの醍醐味を見せてもらいました。どんなに相手が弱くとも、楽に勝てる試合なんて一つもありません。ヴェルディはその事がわかってないんでしょう。わかっていればJ2であの程度の順位に甘んじていないでしょうから。

栃木は個人の技術は高くないし、守備にしてもボールに釣られてサイドのスペースを空けたりと、不安要素もありましたがゴール前で良く粘りました。そしてカウンターは速い。これを狙っているんだから当然ですけど、戦術の浸透・組織力の高さが見受けられました。そしてカウンターの基点となり決勝ゴールを上げた吉田が前線で良く頑張りました。

試合後、ヴェルディサポはブーイングもなく沈黙。対する栃木サイドは当然ながら大喜び。それにしても栃木には良いものを見せてもらいました。ひたむきに一生懸命戦って勝利し、ゴール裏のサポーターと勝利の喜びを分かち合う。スタンドへの挨拶は選手だけじゃなく、コーチやスタッフも混ざって文字通りのチーム全員での万歳。それもピッチとスタンドに距離のある味スタで限りなくサポーターの近くまで行って。羨ましいです。だって今挙げた事は全部鹿島にないものだから。特に昨日あんな試合を見させられた後だったから、余計に強くその事を感じました。

言い訳はいらない

2006-10-07 | 鹿島アントラーズ
福岡 2-1 鹿島

負けです。メチャクチャ悔しい。とりあえず手短に。

後半あれだけ必死にやれるんなら、何故あれを前半から出来ないのか。審判は敗因ではない。メンタルの問題。逃げて粘れず・追って届かずって万年未勝利の競争馬みたいだ。選手は勝利を渇望しているのか?ならばそれを最初から最後まで見せてくれ。遠い福岡の地で残念無念の思いが一杯残る試合でした。

ディープインパクトも歴史を塗り替えられず

2006-10-06 | スポーツ
先週日曜行われた凱旋門賞、ディープインパクト勝てませんでしたね。最後の直線でレイルリンクと場体を合わせたときは思わずTVの前で『行け!差せ!』と叫んだのは言うまでもありません。日本じゃ桁違いの強さを誇るディープだからこそ、直線で叩き合いを経験した事がないのが、最後に響いたかもしれません。あそこでエアグルーヴのような勝負根性があればとちょっと思いました。ステップレースを使わなかった・3歳馬は斤量が軽い・日本とは違う展開の競馬になる、などなど敗因を挙げればいくらでも見つかるでしょう。でもなんだかんだ言って、ハナ差だろうと大差だろうと競馬は1着が全て。世界はそう甘くない。レース自体は良かったと思いますけどね。ニワカの方々も目が覚めたでしょうか(笑)と言いたい所ですが

⇒一方でこんな話題もあったようで・・。早実のハンカチ王子こと斉藤投手を取り巻く騒動なんかを見ていても、ヨン様を追っかけてるオバちゃん達と一緒で、日本人ってどうしてこう恥じらいを捨てて見境無くみっともない醜態を晒すんだろうと、嘆かわしい気持ちになります。『ニワカ・ブーム・便乗』これらは日本人の得意技なのかもしれませんね。それと馬から下りて検量に向かう豊にインタビューしに行ったNHKのリポーターさん、空気読んでください。そこでコメント取りに行くのはご法度でしょ。敗戦直後に立派な3着だなんていわれてもちっとも慰めになりませんから。

エルコンドルパサーが挑戦した時は最後に差されて2着。ディープは競り負けて3着。もうちょっとで夢に手が届きそうで届きません。いつになったら歴史の壁は塗り替えられるんだろう。それを思うとどうしても思い出す馬とレースがあります。後の凱旋門2着エルコンドルと後のグランプリ3連覇グラスワンダーに影をも踏ませぬ強さで逃げ切ったあの年の毎日王冠。他馬は関係ない。自分が気持ちよく走ってそれで勝つ。もし府中の大けやきの向こう側であんな事がなければ・・・。実況アナの『沈黙の日曜日~』という絶叫は忘れられない。「たられば」は禁物だけど、もしサイレンススズカが無事だったら、どうなっていたんだろう。

日本×ガーナ@日産スタジアム

2006-10-05 | フットボール全般
キックオフ直前に駆け込んでの観戦。東京~新横浜は新幹線でショートカットしてやっとこさギリギリ到着です。同じ条件下だった9/20のナビスコ準決勝の時は早退しましたけど、代表の親善試合はそこまで重要度高くないから、定時まで働いて綱渡りの移動を慣行です。取った席はカテ4アウェー側でしたが、2階席はガラガラだったので、ノンビリ観る事が出来て快適でした。それと思い入れのある選手が出ていると、たかが親善試合でも試合への真剣度合いが変わります。そんなわけで後半30分からは、かなり見入ってました。それが充実していて心地よいのです。

さて試合のほうを振り返っていきます。攻撃面に関してですが、決定力不足はあまり感じませんでした。何故なら決定機と呼べる場面は大して多くなかったから。得点が奪えないと色眼鏡で見るように、何でもかんでも『FWの決定力不足』とお決まりのフレーズを安易に使うのには違和感を感じます。ちゃんと試合見てた?と言いたくなります。

それより強く感じたのは攻撃パターンのバリエーション不足。時折、ダイレクトパスの交換や、トップが楔を受けて2列目が飛び出すシーンがありましたが、回数は少ないし頻度も低い。基本的には中盤で溜めずにすぐトップに当てるか、ウラを狙う長いパス。これが序盤はハマって開始早々に巻がウラに抜け出る大チャンスを迎えましたがその流れも15分まで。その後はキッチリ対応してきたガーナの前にオフサイドの山を築くだけ。点が線にならない単発の攻撃を繰り返すだけ。これでは点が入る気配はしませんでした。点が取れる準備を整えていないのだから、FWが点を取れないのはある種当然。先週土曜に寿人のハットを見た者が抱いた感想ですけど、寿人がガーナ戦で点を取れず、でも広島でゴールを量産できているのは、ゴール前でお膳立てしてくれるウェズレイの存在が大きいと感じました。

攻撃において中盤を経由する・ボランチが顔を出す場面が少なく、その回数を増やそうというプレーが見られませんでした。そういう展開だからこそ早く憲剛を投入してくれと、途中からそればっかり考えてました。実際のところ、そのタイプの中盤が必要だと感じていましたし。それでベンチばかり見ていたら得点シーンを見逃すというオチまでついていまいました(笑)

ようやくピッチに登場したのは残り15分から。そこから終了までの残り時間は憲剛と長谷部を中心に組み立て前線は播戸や羽生がスペースに激しく動くことでパスを引き出し、憲剛→播戸への惜しいスルーパスもあったりと、この試合において最も見ていてワクワクする時間帯でした。播戸のように人より早くスペースを見付けタテへの速さを持った選手だと、憲剛の速いパスにタイミングが合うなあと感じました。なのでこのラインはまた見てみたいです。それと憲剛のデキはまずまず良かったと思います。特別なプレーはありませんでしたが、タテへの速い展開、我那覇に楔を当てて前へ飛び出すプレー、DFラインのウラを狙ったチャレンジパスなど、普段やっているプレーをそのまま出していた感じ。Aマッチデビュー戦であれだけやれば上々。インド行きも濃厚でしょう。お茶の間の皆様にも俊輔じゃない中村を少しは覚えてもらえたかな。でも名前は『ケンゴ』ですから。語尾は延ばしませんよ。

水曜の夜に無理して強行したわりには、なかなかいいもの見れて割と満足できました。次回の観戦は中2日で土曜、3連休初日で飛行機代が泣きたくなる位高い中、博多行っちゃいます、日帰りで。日曜は天皇杯3回戦がある。相変わらず休まない休日が続きそうです。

日産スタジアムでガーナ戦

2006-10-04 | フットボール全般
代表戦の19:20キックオフは、横浜だと仕事終わりに駆け付けて間に合うので今日は助かりました。何せ到着した時にアンゼムが流れだしたので。

世間的には面白くない代表戦だったんだろなと容易に想像できますが、個人的には楽しめました。理由は単純で憲剛が出場して攻撃にアクセントをつけるようプレーを見せてくれたから、セットプレーも蹴ってくれたので良かったです。今日は試合観に行ったというよりは、憲剛観に行ったようなものですから(苦笑) 得点シーンもベンチで準備してる憲剛見てて見逃したくらいですので・・・。そんなわけで試合の感想はまた後程。

J1第25節 大宮アルディージャ×名古屋グランパス

2006-10-03 | Jリーグ
渋谷と赤羽で乗り換えて浦和駅下車。そこからバスは使わず徒歩で駒場へ向かいます。ここへ来るのは去年の大宮×川崎以来です。道中、道端には赤いタペストリーや赤いポスターだらけ、それを見てここはやっぱり浦和だと感じさせられます。決して大宮のホームタウンではない。借り物ホームですから早く改修工事を終えて大宮公園に帰りたいというのが大宮の本音だろうなと感じます。自分達のホームゲームなのに道中がライバル関連の掲示物だらけという状況は嬉しくないでしょうし。

キックオフ前には到着し着席完了。思えば今年は時間と日程の都合で名古屋の関東アウェーゲームに巡り合う機会が多いです。味スタ・フクアリにも行っていますので。そんなわけでだいたい名古屋のメンツだとか狙いとするスタイルは予備知識ありです。対する大宮を見るのは4月の川崎戦以来。

試合は前半に先制された名古屋があっさり追い付いて逆転し、後半に入ると終始自分達のペースで試合を進め、内容を見ても妥当と言える大勝で終わりました。

大宮はサイドから崩そうとする意図は感じられるけれども、同サイドに偏る事が多くてサイドチェンジを有効活用してもっとピッチを広く使えていれば、幅広い攻撃展開が出来たように思いました。対する名古屋は藤田を中心に中盤のバランスが取れていて、ヨンセンをターゲットに2列目が飛び出し杉本のスピードを生かすという攻撃パターンが明確でした。単純でワンパターンなのは確かですけど、チーム全体の意図や方向性がハッキリしているため結果的には勝利を手にしました。

大宮の状態の悪さが気掛かりです。大宮のサッカーといえば、ひとまず先制してその後はハタから見たら面白みに欠けるサッカーでゴール前の守備を固め、気付いたらよくわからないけど勝ってた、そういうチームというのがJ2時代からの印象です。ですがこの試合では先制した直後に同点とされ、あとは相手に思うようにやられ、中盤は支配され守備網は簡単に破られる。こんなの大宮じゃないなあと思いながら観ていました。トニーニョが居ればヨンセンの仕事量を減らせて、また違う結果になったかもしれないですが。

あとになって知ったことですが実はオシム監督と同じハシゴをしていたらしいです。オシムはよく視察に来てます。ジーコは全然視察しなかったからそれに比べたら雲泥の差。さすがに御大にはスタジアム生観戦の数で負けそうです(笑)