Winding Road

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ディープインパクトも歴史を塗り替えられず

2006-10-06 | スポーツ
先週日曜行われた凱旋門賞、ディープインパクト勝てませんでしたね。最後の直線でレイルリンクと場体を合わせたときは思わずTVの前で『行け!差せ!』と叫んだのは言うまでもありません。日本じゃ桁違いの強さを誇るディープだからこそ、直線で叩き合いを経験した事がないのが、最後に響いたかもしれません。あそこでエアグルーヴのような勝負根性があればとちょっと思いました。ステップレースを使わなかった・3歳馬は斤量が軽い・日本とは違う展開の競馬になる、などなど敗因を挙げればいくらでも見つかるでしょう。でもなんだかんだ言って、ハナ差だろうと大差だろうと競馬は1着が全て。世界はそう甘くない。レース自体は良かったと思いますけどね。ニワカの方々も目が覚めたでしょうか(笑)と言いたい所ですが

⇒一方でこんな話題もあったようで・・。早実のハンカチ王子こと斉藤投手を取り巻く騒動なんかを見ていても、ヨン様を追っかけてるオバちゃん達と一緒で、日本人ってどうしてこう恥じらいを捨てて見境無くみっともない醜態を晒すんだろうと、嘆かわしい気持ちになります。『ニワカ・ブーム・便乗』これらは日本人の得意技なのかもしれませんね。それと馬から下りて検量に向かう豊にインタビューしに行ったNHKのリポーターさん、空気読んでください。そこでコメント取りに行くのはご法度でしょ。敗戦直後に立派な3着だなんていわれてもちっとも慰めになりませんから。

エルコンドルパサーが挑戦した時は最後に差されて2着。ディープは競り負けて3着。もうちょっとで夢に手が届きそうで届きません。いつになったら歴史の壁は塗り替えられるんだろう。それを思うとどうしても思い出す馬とレースがあります。後の凱旋門2着エルコンドルと後のグランプリ3連覇グラスワンダーに影をも踏ませぬ強さで逃げ切ったあの年の毎日王冠。他馬は関係ない。自分が気持ちよく走ってそれで勝つ。もし府中の大けやきの向こう側であんな事がなければ・・・。実況アナの『沈黙の日曜日~』という絶叫は忘れられない。「たられば」は禁物だけど、もしサイレンススズカが無事だったら、どうなっていたんだろう。


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