Winding Road

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J1第16節 鹿島アントラーズ×FC東京

2008-07-14 | 鹿島アントラーズ

鹿島の霧はこの時期になると年一回程度はありますが、今回は濃度強めでピッチの半分は満足に見れませんでした。なので特に後半のFC東京の攻撃については何をやっているのかあまり把握できなかったです。鹿島がボールを奪ってカウンターで攻めてくるのはわかったんですが、ボールを奪うまでの過程が把握できない。そのためその辺の事情を加味しながら簡単にまとめます。

両方とも同じようなシステムで似たタイプのサッカーをやろうとするので、中盤の潰し合いが激しい消耗戦。両者を分けた違いはロングパス・サイドチェンジの有無。それが鹿島にはあって東京にはなかったもの。先制されましたがそこからしっかり逆転出来たので結果はある程度満足いくもので、内容的にも中身の伴った良いものでした。やっぱり4-4-2で同系のスタイルには負けたくないので。そこは譲れない。ただ城福東京の標榜するスタイルは個人的には好きですし、その質が高まった時にまた鹿島と対戦したら、より面白い試合が出来るんだろうとは思いました。

全体的によく動けている中で田代の元気の無さが際立って目立ちます。佐原のマークに完全に封じられていたし、オリベイラにしては割りと早い段階で交代となり、代わりに入った興梠があれだけ仕事をすればますますポジションが危うい。特にマルキが決めた場面での興梠はDFを背負って絶妙のポストプレーを見せたわけで、本来は田代にそういうプレーをしてもらいたい。水曜は『隣の芝生は青い』と思わせるようなプレーだけはしないでくれ。そろそろゴールも見たいぞ。

中田については2対1になった時点での登場だったので、過去のいきさつなどハッキリ言って考えている余裕はなく。とにかく頑張ってくれと、頭にあったのはそれだけでした。プレーについては難しい場面での投入でしたが無難にこなしていました。さすがにあれだけのレベルの選手ですから、スケールの大きさなどは群を抜いていました。本領発揮するのもピッチで答えを出すのもこれからですね。

まだまだ先は長いので順位変動に一喜一憂している場合ではありません。次は連戦なのですぐ水曜に暑い京都です。楽な試合は一つもありませんが、一戦必勝でこのまま全て勝ち続けたい。


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