Winding Road

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2010ナビスコカップ準々決勝2nd leg 川崎×磐田

2010-10-11 | Jリーグ

磐田の執念が川崎を勝った。この試合に勝って決勝に行きたいんだという意気込みが伝わってくる磐田の戦いぶりだった。球際の厳しさ、走り負けない運動量など勝者に相応しい戦い。対する川崎は完全に受け身だった。

戦力面や技術面を単純比較すれば川崎の方が上だったと思う。それ故に磐田が前半からビハインドを跳ね返すべく必死に前から仕掛けてきても要所を締めて川崎は凌ぎきっていた。それが先制されて目が覚めたのか直後に同点。これでやっぱり川崎の試合になるのかという感じだった。

後半も磐田が積極的に前に出てくるもののツメが甘く逆にカウンターからピンチを招く場面多数。特に磐田の右サイドを狙い撃ちにしてそこにVJ・ジュニが侵入しては幾度となくチャンスを作った。これらを決めていれば完全に川崎の勝利で決まりだったがことごとく決められず。

すると磐田の交代がピタリと的中し山崎の勝ち越しゴール。八千代をベスト4に導いたのも過去の話。忘れかけていた男がまさかの大仕事をやってのけた。これで勢いは完全に磐田。成岡がダメ押しのヘッドを決める。川崎はリードされたときに発動する個人技に走る悪循環が出てまさに檻の中のライオン状態。勝負あった。

磐田は本当に久々の決勝進出。それ相応の戦いをしたのだから異論はない。ただアウェー側スタンドの喜び方があまりにも異常だったのでファイナリストになっただけでそんなに浮かれて大丈夫かという不安はある。決勝は磐田×広島と関東在住ではなかなかお目にかかれないカードなので楽しみ。


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