Winding Road

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2009J2第9節 岡山×富山

2009-04-21 | Jリーグ

どちらもJ参入1年目ですがしっかりしたベースを軸に良く組織されたサッカーを展開していました。JFL時代と違って色々大変だろうけれど苦労を重ねながら充分戦っていける感じはしました。

試合前は同期対決らしく両サポのエール交換からスタート。しかもそれが結構長い。Jにしては珍しい光景でJFL色の名残を感じるムード。


岡山は守備組織の安定度が高い。守備意識が高いのでしょう。仙台や甲府を完封しただけの事はあります。攻撃は2列目の中盤が中に絞ってボランチやSBを上げたりとなかなか連動性の高さを見せていた。敢えて効き足と逆サイドに妹尾・喜山を置くのはおもしろい。

課題はフィニッシュの絶対的なパンチの弱さ。FWだけの問題ではないけれど誰が決めるのか分からなかった。実際流れの中で決定機は作れなかった。後半、富山の方が先に足が止まったのでそこで攻勢を仕掛けられなかったのが痛かった。そして最後は走りきれなくなった。


対する富山はFWに楔を入れて中盤に一旦落としてもう一方のFWがウラを狙ったり、2列目・3列目が押し上げたりと良い攻撃をしていた。正直言って名前を知ってる選手はほとんど居ませんでしたけれど組織力が高くて良いサッカーをやっていました。特に攻撃の中心の朝日・上園がパスにシュートに絡んでいて非常に良い。上園はプレーにセンスがありました。

後半はワンチャンスでキッチリ勝ち越し点を奪うと残りは悠々と逃げ切り態勢に入りながらカウンターでチャンスも狙う。省エネに走りつつ引き締めるところは引き締める巧い試合運び。アウェーで理想的な勝ち方が出来たのではないでしょうか。

桃太郎は初めてでしたけど運営や雰囲気もまずまず良さげで試合内容もなかなかだったので楽しめました。割りと運営頑張っているなという印象。駅からの距離も徒歩で向かうのに丁度良い。メインとバックに関しては見やすくトイレもキレイで豊富。さすがにゴール裏での観戦だけは勘弁願いたいけど(笑) 5000人の観客で赤い服のサポがあれだけ居れば出だしにしてはまずまず。満足の旅でした。


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