Winding Road

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第89回天皇杯4回戦 鹿島×神戸

2009-11-14 | 鹿島アントラーズ

勝ち続けている時はどんな条件下でも負ける気がしない。たとえレギュラーを数人欠こうとも、審判の判定に監督が激昂してピッチに乱入しかけても、後半立ち上がりに先制されても今の良い流れなら勝てると思える。それにしてもレフェリーの判定に悩まされ、監督は退席しないかとヒヤヒヤだった。

勝負のポイントは焦れずに我慢できた事。前半のうちに先制できず逆に相手に先制を許すも慌てずすぐ追い付けた。それも複数人がボールに絡んで完全に崩す形。これが一つ目のポイント。

二つ目のポイントは追い付いてから突き放せなかった時間の我慢。神戸が選手交代で1TOPにして中盤を厚くしてから鹿島は苦しくなった。足が止まり始めて中盤の勝負に負け、攻守の切り替えが遅くなり前に出ていけなくなった。神戸は交代がハマりFWの茂木が左右に動いて空けたスペースに2列目からどんどん人が入ってきて相手の狙い通りの形を作られた。

しかしその時間帯を耐えて流れを引き戻した。セットプレーの守備でマークがズレるなど脆さを見せていた神戸ディフェンスの穴をしっかり突いて勝ち越す事が出来た。

久々先発の田代が前線で体を張ってよくやっていた。あれで得点も記録すれば言うことナシだがそれは来週に期待。またチームとしても田代を生かして攻撃する意図が感じられて良さが生きた。特に生き生きしたのが野沢。何度も前線へ飛び出した。また増田も持ち味を出しながらしっかりと右SBの穴を埋めた。

ホームでの天皇杯開催は楽ではあるが普段の延長線上でどうも張り合いがない。毎年ホームが使えるのは確かにありがたいがアウェーでもやりたい。次は何処か遠い所だろう。その次はガンバ。例年の傾向からいくと関西圏での開催と予想。年の暮れの切羽詰まった時期にガンバと2回対戦できるのは良い刺激になる。しかしまずは目前の試合を一戦必勝。


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