Winding Road

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2009J2第4節 栃木SC×福岡

2009-03-26 | Jリーグ

グリスタの照明改修中につき国立での対戦。天気も悪く都内でやるにはインパクトに欠けるカードなので目の肥えた物好きの集まりといった様相のスタンド。自分はそういうの好きですけどね。それにしてもガラガラでしたが。07年8月に閑散としたなでしこの親善試合がありましたがそれに匹敵する感じ。

両方とも似たような布陣でまずはしっかり守備する展開。比較すると福岡の方が狙っているサッカーの質が高くJの先輩の貫禄を見せました。大久保・高橋の2TOPの凸凹コンビが面白い。常にタテの並びで大久保が楔を受けて高橋がウラを狙う。また途中出場した黒部のトラップが秀逸であれだけの雨でも浮き球やロングボールをピタっと止めていた。

対する栃木は守備面に関しては合格。J2でもある程度戦える。松田監督のやり方が浸透しているのでしょう。しかし攻撃は単調で引き出しが少ないため得点の予感はおろか、バイタルエリアへの侵入回数すらほとんど無い。中盤を省略してFWをウラへ走らせる長いボールを狙う場面が目立ちましたが精度の低さと雨によるコンデション不良、そして受け手と出し手の意志疎通不足でパスは繋がらない。

後半からは雨が降りだし冷え込みも厳しくなる中で、どちらも決め手を欠いていたのでスコアレスを予想していた矢先、攻撃時のリスク管理が甘くなった栃木が数的不利な状況で逆襲を食らい失点。更には立て続けのゴールによって福岡の勝ち。終盤の栃木のパワープレーも冷静に対処して終了。

栃木はまだ勝ち点0・得点0ですが1年生で入学したばかり。Jの洗礼を浴びて苦しい思いをしていますが今は耐え時。今を無駄にせず壁を乗り越えれば道は切り開けるだろう。


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