Winding Road

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2008J1第19節 鹿島×浦和

2008-07-28 | 鹿島アントラーズ

突然の雷雨は瞬く間に大粒の雨を降らせて、ほんの一瞬で体が水浸しになり、その影響で約1時間の中断。同じ雨なら去年の大分戦も凄かったですが今回は突発性が凄すぎました。東京戦の霧といい最近のカシマは何かある。

相対的に見てドローはある程度納得、悪くない結果です。後半足が止まって相手の猛攻にさらされた割りに1失点で済んで良かった。あの小笠原ですら完全にバテていましたから。イタリアからの帰国後、あんなに足の止まったお疲れモードの小笠原は初めて見ました。そんな中、いつも通りの鬼神ぶりで走りまくってピンチの芽を摘み取った青木の働きが素晴らしかったです。贔屓目有としても知らぬ間にダーティプレーが増えていた相手の13番に比べて青木の方が断然良かった。

後半はやや後手を踏んだ感があるけど最低限のやるべき事は出来ていました。ただ一つだけ解せないのはマルシーニョの投入。この大事な試合でチームにフィットしきっていないブラジル人の投入だけは違うのではないか。あの場面でドローを狙うにしても、勝ち越しを狙うにしても、いずれの場合も中途半端な采配という印象が強い。ただその時ベンチにオリベイラは居なかったようですが。退席には全く気付かなかった。

相手は反則スレスレの猛チャージでしつこく守ってきました。よく言えば球際激しかったですが、それだけ向こうも必死と言う事。ただ闘莉王の報復だけ頂けないけど。前節の川崎戦の無様な内容を受けて、次の試合で尻に火が点かなかったらプロじゃないでしょう。正直言って自分も7/21・20時の埼スタの段階では次節は貰ったと思ってましたから。それだけ今の鹿島のサッカーに自信を持ってますし。しかし火事場の馬鹿力を見せられました。

普段からホームに通う鹿島サポからすると、相手以上にこちらの普段来ないような人達が沢山来て、観衆も普段の2倍近くなり混み合う浦和戦は日頃のカシマを知るだけに苦痛だし、そういう人達が無意味に浦和に敵意剥き出しにして、自軍への応援よりも必死で相手に無駄なブーイングをする光景にはゲンナリ。相手の応援にいちいちbooする意味が理解できない。確かに浦和に対して思うところが無くはないけど、この試合ばかりは内容はどうあれ、彼らの底力を称えて良いんじゃないかと思います。

次節は小笠原が出停だから一つの山。但しこれでナビ杯清水戦から少し休めるので大黒柱にはここで休養を取って今後に備えてもらえれば良い。そのかわり日本平で2試合分の働きを期待。6月末の中断明けから5勝1敗1分で1ヶ月を乗り切ったのは上出来。8月は取りこぼせない試合が多いので一つ一つ確実に勝ちを重ねていきたい。


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