Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

空港内「星光無間」

2011-06-16 14:47:22 | 中国旅行
最終日、飲茶を食べ終わるやいなや、地下鉄の中環(セントラル)駅の構内から地下道を通って、エアポートエクスプレスの香港駅へ。24分で空港へ。と急いだのは、空港内に香港映画の博物館があると聞いたからだ。

おみやげを買ってチケットを確保、チェックインして、カウンターの係員に「星光無間に行きたいんだけど」と聞くと、行き方を教えてくれて、チケット裏の地図に印をしてくれた。国際線のある第1ターミナルから国内線などの第2ターミナルへ歩いて移動。10数分ぐらいか。エスカレーターをあがってキョロキョロ探し回ると、「星光無間 電影娯楽展覧館」(アジア・ハリウッド)が見つかった。香港ナビなどには入場料20香港ドルなどとかかれていたが、無料で入れた。しかしハリウッドは大げさだなあ。

これは甄子丹(ドニー・イェン)主演の「精武風雲・陳真」(2010年)の衣装。隣は共演の台湾のセクシー女優・舒(スー・チー)。

これは章子怡(チャン・ツィイー)が出た「夜宴」(2006)=邦題・女帝(エンペラー)=の衣装。「唐山大地震」の馮小剛監督作品。

これは陳可辛監督作品「投名状」の衣装。李連杰(ジェット・リー)や劉徳華(アンディ・ラウ)、金城武や僕の好きな女優、徐静蕾が出ていた。

さらに進むと香港オールスターキャストの写真あり。ここに並んで記念写真を撮るのがミソか。僕はスー・チーのそばに立った。スー・チーは台湾出身だけど。真ん中は梁朝偉(トニー・レオン)と劉嘉玲(カリーナ・ラウ)の香港映画界のビッグカップル。個性派の曽志偉(エリック・ツァン)も最前列だ。

このほか、ブルーバックで簡単な特撮が有料でできるコーナー、映画監督の椅子に座り、気分に浸れるコーナーなどもある。軽食を食べられるレストランがあったり、一番奥にはDVDも売っているが、中国香港映画DVDコレクターの僕としては持っている物ばかりで、あまり興味が持てるものはなかった。1枚だけ購入した。入場客も少なかった。
そんなに長居するつもりはなかったが、このあと免税店でちょっと買い物をして、ゲートに到着すると搭乗が始まっていた。

スターフェリー

2011-06-16 11:35:54 | 中国旅行
2日目夜は、尖沙咀(チムサチョイ)まで来ていたので、夕食後、スターフェリーに乗ってみた。駐在中は中環(セントラル)・尖沙咀間ははしょっちゅう乗っていたが、ホテルまでの距離の関係で湾仔(ワンチャイ)行きに乗ってみた。たぶん初めてだ。
セントラルのスターフェリーの埠頭は、依然と場所が替わって、大会堂から遠くなった。上環に近い。スターフェリー以外の離島行きのフェリーもこの場所から発着している。

で料金は以下の通り。船室が1階と2階に分かれていて、1階の方が安い。これは2階。冷房効いているし。

で、昔は入り口で直接コインを改札口に入れていたが、今は自動券売機でプラスチック製のコイン状の物を買って、それを改札口に入れる。

改札口。奥の方に待合室、というかベンチが見える。右上のシグナルが赤から緑に変われば、ドアが開いて乗船できる。写真は黄色みたいに見えるけど、シグナルのカバーが壊れているためで、本当は赤。

船に乗り込んで窓から外を見ると、隣の船が出発したところ。これは中環(セントラル)行きだろうか。1階と2階に分かれているのが見て取れる。

船内。ベンチのような木製の椅子は、背もたれが動かせて、前後の席で向き合うようにすることもできる。

椅子にはスターフェリーということで、星のマークが掘られている。

中環の高層ビル群に続き、湾仔の香港返還式典が開かれたコンベンションセンターも海上から近くに見える。内海ゆえ揺れも少ない。

湾仔に着いて、降りるところ。クラシックなセーラー服姿の乗務員のおじさんが出入り口を開けている。

湾仔に着いて下船したところ。向こうに九竜側のビルのネオンが見える。ペニンシュラホテルや、香港文化中心などなど。香港島側のネオンに比べると、ちょっと寂しげ。左側にちょっとだけ見えているのが、コンベンションセンター。

湾仔の埠頭は下船するとすぐ、バスターミナルになっていた。行き先がわかれば動くのは簡単。我々はバス通りの手前まで歩いて、結局タクってしまった。

早めに飲茶へ

2011-06-16 10:19:54 | 中国旅行
で、3日目の最終日、帰国の飛行機は午後3時前なので、ホテルの朝食はダッシュで済ませて、早めに人気の飲茶屋に移動。地元民に大人気で、最近は日本のガイドブックなどにも紹介されてしまっていて、混んで混んでしょうがない大会堂(シティホール)の飲茶。午前10時ごろに到着すると、まだ席は空いていて、すぐに座れる状態だった。ラッキー。ここはとても広いフロアーを、点心をのせたワゴンが回ってきて、好きなものをとると、テーブルのカードにハンコを押され、最後に清算する方式。お茶は香港での定番、プーアール茶を頼んだ。

なんか、何も考えずに一番最初に来たマンゴープリンを取ってしまった。ミルクをかけてくれて、やっぱうまい。

上海でも日本でも食べたが、蟹卵入りシューマイ。プチプチの食感と歯ごたえが幸せ。

これを待っていた、フカヒレ入りスープ水餃子。これもフカヒレはともかく、上湯の出来がわかる。この店は本物だ、間違いない、と知るためには上湯を飲んでみること。

ニラ入り餃子。翡翠餃子という。本当にニラしか入ってなかったような。肉なしかあ。でも味は十分。ニラに火を通しすぎてグチャっとすることもない。

豚の胃袋のトウチ蒸し。こういうのが香港だよなあ。日本ではあんまりでないよね。ハチノス。焼肉屋でモツ煮込みとかになるかなあ。

これも香港の定番チャーシューマン。甘めなので僕はあまり好きではないが、これは甘くなかった。よい味だ。

排骨(パイグー)の黒胡椒炒め蒸し。こういう骨付き肉が中国人は好きなんだよね。

腸分。香港人はこういうブニャブニャした食感が大好き。結構おなかにたまるのでセーブしながら食べた。

大根と鶏肉と中国ハムの湯葉巻き。これも上湯を使っていて上品な味だった。

クワイが入っていて食感がサクッとしていた。いいなあ。

食べ初めてふっと気がついて入り口付近を見ると、10時20分ごろだったか、もう行列が出来ていた。日曜日だからなあ。平日と土曜日は11時からだが、日曜日は9時から開いている。タッチの差で待たずに済んだ。待っている人がいるので1時間程度で勘定を払った。食べまくって食べまくって一人当たり3000円弱か。そんなに安くないけど、香港は物価が高いから。


夜は新同楽

2011-06-16 08:07:23 | 中国旅行


西貢から九竜側に戻って、まず旺角(モンコック)そば、地下鉄の太子(プリンスエドワーズ)駅のすぐそばにあるという義順牛乳プリンを食べに行く。なかなか店が見つからない。工事中の竹の足場が店を隠していて、よく見えなかった。

で、牛乳プリンと凍女乃茶(アイスミルクティー)、パパイヤ牛乳を頼む。どうして香港のアイスミルクティーはこんなに濃くておいしいのか。自分でも入れられないだろうか。

それから尖沙咀(チムサチョイ)の北京道でマッサージを受け時間をつぶして、夜8時から始まる「シンフォニー・オブ・ライツ」を見るべく、30分ぐらい前から尖沙咀の香港芸術館前のベンチに陣取って待ち構える。花火があるようなクリスマスや春節のときよりは地味。ビデオはピントをマニュアルで無限大に設定したら、うまくいかなくてややピンボケになってしまった。ショック。

これはシンフォニー・オブ・ライツが始まる前に静止画で撮ったもの。

で、8時15分にシンフォニー・オブ・ライツが終わるや否や、ダッシュで現場を後にして、禰敦道(ネイザンロード)を歩く歩く、金巴利道(キンバリーロード)を右折し、美麗華商場4階のフカヒレ専門店「新同楽魚翅酒家」へ。この日の朝、8時半に電話予約しておいたので。

香港駐在中は銅鑼湾(トンローワン)にあったが、と聞くと、1年半前にこっちに移ってきたそうな。予約していたので順調に別室の席に案内されて、フカヒレ姿煮は、まず上湯だけちょっと器に入れて持ってくる。まるでワインのテイスティングみたい。上湯とは鶏がらとかホタテとかしいたけとか金華ハムとかを煮込んで作った広東料理の素ともいえるスープストック。フカヒレ自体には味はないので、この出来不出来で味が決まる。さすが新同楽。
で、この後、子豚のローストのカリカリの皮とか、ナマコとか、財布と相談しながら贅沢をかました。

で、禰敦道(ネイザンロード)から二階建てバスで尖沙咀(チムサチョイ)の埠頭まで行って、スターフェリーに揺られて湾仔まで行って、そこからホテルに帰った。