わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

続きでもないけど

2007年12月12日 | 雑記
一つ前の記事の続きと言う訳じゃないけれど・・・
例のブログでのエピソードのひとつに反応して書いてみます。

高校野球で甲子園に常時行くようなチームにいた人から聞いた話です。
その後、別のスポーツで身を立てるはずが、なかなか大変で、精神面を鍛えるためにいろいろ分析をしていた人から聞いたのです。
ご存知の方も多いと思いますが・・・

守備の時のことです。
ピンチになって、監督からの伝令や自主的にマウンドに集まったとき、何を言ってるかご存知ですか?

殆ど、9割方、「今、どうする」みたいなことは言わないそうです。
「試合、終わったら、あそこに遊びに行こう」とか
「また、あのこ、見に来てるよ」とか
「あそこに、食べに行こう」とか
真剣な顔をして話すのが大変な、くだらない内容だそうです。

高校生の時には、先輩がそうしていたから、そうする、ということが多いそうですけど、この内容がくだらなければ、くだらないほど、ピンチを脱出できるそうです。

リラックス、切り替えにもなります。
そして、仲間同士の信頼感が高まるのだと思います。
さっき私が言っていた「許す」という要素がここにあるのではないでしょうか。
ピンチの時には、ピッチャーの調子が悪いとか、誰かがエラーしたとか、割とはっきりした原因があるはずです。
でも、いつもと変わらない仲間の対応があると、一人ではないという安心感が出ます。ここで、「大丈夫だよ」みたいな発言だと、無意識のうちに心が軽くなるとはいきません。「大丈夫」という裏には、原因を認識している、ということが隠れているわけですから。さりげなさからくる「許す」心が、良い結果を生んでいくのだと思います。

ただし、時には本当にボケの発言というのもありますからね。
あのエピソードは、深い考えがあったと信じたいのですが、実は単なる大ボケなのかもしれません(笑)。

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