わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

封印を解く人 その8

2009年09月13日 | 雑記
高木さんがコーチになったことで、「コーチ」をはじめ、裏方のスタッフのお仕事にも興味が湧いています。

野球選手も年齢層が広いです。ファームは若手ばかりかと思いきや、ケガや故障やスランプなどからベテランもいます。
コーチもきっと、ひとりひとりに合わせて対応するんだろうなぁ。大変そうだなぁ、と思いました。

でも、試合中は、あまりいろいろ言わないみたいですね。一言、二言、声をかけるぐらいです。手帳を持っていて、いろいろ書いています。コーチとかは、運動能力というより、観察力や、分析力という能力がある人が向いているように思います。

そして、ブルペンキャッチャーに注目してしまいました。
本当に、大変な仕事だと思いました。

2009年WBCでは、松坂投手と横浜高校時代バッテリーを組んでいた小山良男さん(現、中日ドラゴンスのブルペン捕手)が、シャンパン・ファイトの途中、胴上げされたという話を聞きました。あの素晴らしい投手リレーを支えたのが小山さんだったのだということでしょう。
そんなことも頭の片隅に合ったので、ブルペンキャッチャーに注目してしまいました。
応援もなく、静かな試合なので、話し声もよく聞こえます。
投手が気持ちよくマウンドに立てるように、いろいろと工夫しているのです。

どんなスポーツもそうですが、周囲の支えなくして、選手の活躍はありえないのです。

丁度、夏休みに行った白馬のジャンプ台でもそんなことを思い出していました。高いジャンプ台の上の方は、風も強かったのです。
長野オリンピック、ジャンプ団体の決勝戦。悪天候の中での試合でした。1回目が終わったところで、悪天候のため一旦、中止となりました。
少し、回復したとき、日本のスタッフというのでしょうか、試技をするジャンパー達が、必死に良いジャンプをしたそうです。
良いジャンプが出来なければ、2回目は中止。1回目の成績で順位がついてしまい、日本の金メダルはありません。
日本に金メダルを・・・テスト・ジャンパー達はその思いを胸に飛んだそうです。

金メダルを手にしたのは、4人のジャンパーですけど、ジャンプ競技のスタッフ全員でもぎ取った金メダルだったんですよね。

どんなにコントロールが悪くても、「球、来てるね。いいよ、いいよ。」と声をかけるブルペンキャッチャー。
コーチと一緒に、マウンドに立って堂々とバッターに向かうピッチャーをどんな思いで見守るのでしょうか?

球場へ行くと、本当に楽しいです。次々と発見があります。
Mさんが、「ファームの試合の方が面白い」と話していましたが、なるほど、と思いました。
しかし、ファームの試合を見ようとは、野球を封印していなかったときにも考えられませんでした。こんな楽しみを私に下さった高木コーチには感謝です。
でも、基本的にコーチって全然注目されないですからね。まあ、それでこそチーム・プレーなんですけどね。

でも、私は最近どこのコーチも気になります・・・なぜでしょうか?
それは、多くのコーチの現役時代を知っているからでしょうかね・・・

球場にいると、ほんと~~~~~に、私って野球が好きなんだなぁ、って思います。
「バカ」が付くほどです、笑。

(つづく)

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