先程は、大変失礼いたしました。
舞台の質とは全く関係のない、劇場運営の話ですので、どうぞ関係者および関係してしまいそうな観客以外の皆様は、お忘れ下さい。
初日、幕が上がりました。
9年間、待ちに待った舞台でした。
本当に、新しくて、大きな劇場、そして、この作品に描かれている地での上演を嬉しく思います。
そして、初日の固さは、舞台の上も、舞台のまわりも、観客もです。
生意気を言わせて頂ければ、どんどん良くなること間違いなしです。
今日も、オープニングとラストのあたりでは、同じカンパニーとは思えないほど、乗っていく感じがありましたから。
私も、次回の観劇が楽しみです。(座席もかなり後方です。)
(あまり、ネタばれになる内容には踏み込んでいないつもりですが、ネタばれをご了承のうえお読みください。)
帰り道の途中、ツイッターの方に、いろいろ書かせて頂きましたので、まずそれを書きます。箇条書きみたいですが、お許し下さい。
「まだ移動中。初演組は期待どおり、それ以上。」
「八嶋さん、すごくいいです。歌は芝居の中にあることがよくわかりました。ボーラ・ハット最高。」
「畠中さん、よくぞ女将をやって下さいました。したたかさ最高!他の役も素晴らしく、大車輪のご活躍!」
「石鍋さんと原田さんのコンビもいいです。歌詞もすごくやくわかりました。そう、隠そうとしても、だれかが見ている。歴史はそうやって紡がれているのです。」
「全体として前半は固かった。初日ですからね。後半は良かったです。ネクストを除けば。」
「ネクストの歌詞はとにかく大切にして欲しい。振りが激しいけど、とにかく頑張って歌って欲しい。心を一つにして!がんばれ!」
と最後だけ辛口でした。
少し落ち着いて、書いてみたいと思いますが、私もかなりお疲れです。私が舞台をやったわけではないのですが、一緒に頑張った気持になっているのです、笑。
ツイッターでの感想を膨らませながら、辛口も繰り出したいと思います。
あらすじは、割愛致します。申し訳ございません。
初演組とついつい申し上げてしまうのですが、佐山陽規さん、園岡新太郎さん、さけもとあきらさん、岡田誠さんです。
園岡新太郎さんは、6月になってからお稽古に加わったそうですが、さすがです。「四匹の黒い竜」で、さけもとさんと園岡さんが歌う場面は、02年に戻ったようでした。いえ、02年より良かったです。本当に、園岡さん、素晴らしいです。
さけもとさんはもう本当に安定していて、非の打ちどころがない!!!歌も演技もダンスも。そして、最後のセリフ!!!
そんな中で敢えて、敢えて、特に、今日の特筆すべきは、イギリス司令官の歌詞。素晴らしい!!!
岡田さんは、新メンバーと絡むことが多かったのですが、すごくまわりに気をつけながら、引っ張っていたように感じました。プログラムを読みましたら、00年の「太平洋序曲」が初ミュージカルだったそうです。きっと、そのこともあって、初ミュージカルのメンバーの気持ちがすごくよくわかっていらっしゃるのだと思います。
ちょっと、脱線しますし、前にも書いたことがあると思いますが、この「太平洋序曲」は、キャストもスタッフも大忙しの舞台なのです。袖にはけたら、走る、着替える、そしてすぐ出番です。そんなこと考えているから、私も疲れるんですよね、苦笑。段取りを間違えると、すべてが崩れるので、袖でも息を抜けないのです。
ミュージカルはたくさんありますが、こんな作品はそうそうありません。それも、キャスト全員がそうなんですから、とにかく協力しないと大変なことに。
でも、その緊張感が、舞台に勢いと緻密さを与えているのだと思います。
ええ~~~、もとい。
佐山陽規さん。「菊の花茶」・・・2002年10月31日。もう、二度と聴くことが出来ないだろうと、しっかり心に刻んでおこうと、わかってはいるのに・・・あまりの寂しさに、記憶さえとんでしまっていたのかもしれません。
今日、また、お聞きすることが出来て、何も言うことはないんです。でも、また・・・いえ、それは今は言わないことにしたいです。
というほど、私はこの歌を含めこの場面が好きです。
そして、ロシア司令官。それまでの陽気な劇場の雰囲気が一気に凍りつきました。あと、あのセリフ!!!!!たまりません、大笑。
また、脱線しますが、この「プリーズ・ハロー」で、一気に劇場の雰囲気が変わりますね。だから、もう少し早い場面にあるといいなぁと思うのです。勿論、そんなことは無理なんですけれど。ですから、是非、2回は観劇して頂きたいのです。私も最初、「木の上に誰か」がよく理解できませんでした。ところが、「プリーズ・ハロー」と「Next」を聞いた後、なぜか「木の上に誰か」をまた聞きたくなったのです。感じ方は人それぞれですが、是非、2回観て下さい。「木の上に誰か」がすごく心に沁みます。
って、まだ、ツイッターの最初の部分を膨らませただけです。この先、いつになったら終わるのかという感じになってきてしまいました。私は、話すことはいくらでもあるのですが、お読みになる方のことを考えると・・・反省中。
ということで、ここからは急ぎます。
八嶋智人さんは、こんなことを言っては大変失礼ですが、歌、お上手です。「俳句」は???のところもありましたが、「ボーラ・ハット」はお芝居の中に歌が溶け込んでいて、ミュージカルの歌のお手本のように感じました。
畠中洋さんは、もう素晴らしいの一言。とにかく、ご活躍の場が多いので、体調に気をつけて頂きたいです。でも、はじけて、はじけて、はじけちゃって下さい、笑。
実は、畠中さんのご活躍とは逆に、ちょっと残念だったのが戸井勝海さん。たくさんの舞台を拝見していますので、「太平洋序曲」での役どころをお聞きして期待し過ぎたのかもしれません。あと、アメリカ司令官は良かったので、相当緊張なさっていたのでしょうか?
「帰り待つ鳥」は畠中さんがメインだと思ったら、戸井さんでした。戸井さんの今までのご活躍からすると、それも十分ありだと思いました。座る位置でわかるので、戸井さんの歌声を楽しみにしたら・・・あれ?
「帰り待つ鳥」は、静かなメロディですが、歌っている内容は強い決意です。もっと、しっかりと歌い上げた方がよいのではないでしょうか?戸井さんのことですから、きっと、どんどん良くなっていくと思います。期待しています。
「Next」は本当に残念でした。新国立劇場の小ホールでは、もったいないぐらいの迫力でしたので、大劇場になるのが楽しみでした。まあ、初日ですから、相当、お疲れもあったのだと思います。
でも、歌詞をはっきり伝えないといけないナンバーなんです。「プリーズ・ハロー」の後半は、勢いだけでも許されます。しかし、同じように勢いのあるナンバーでも、「Next」は歌詞が、とにかく「歌詞」が大事です。
特に、3.11を経験した私たちには、あの「歌詞」が必要なんです。
と、最後はかなり辛口になってしまいました。
また、書ききれない感想もたくさんあります。
段々と書いていくかもしれません。
また、皆様の感想をお聞かせ頂いて、いろいろお話しできればとも思っています。
百人が舞台を観れば、百の感想が生まれます。
いろいろな感じ方があるからこそ、お聞きするのが楽しみです。
舞台の質とは全く関係のない、劇場運営の話ですので、どうぞ関係者および関係してしまいそうな観客以外の皆様は、お忘れ下さい。
初日、幕が上がりました。
9年間、待ちに待った舞台でした。
本当に、新しくて、大きな劇場、そして、この作品に描かれている地での上演を嬉しく思います。
そして、初日の固さは、舞台の上も、舞台のまわりも、観客もです。
生意気を言わせて頂ければ、どんどん良くなること間違いなしです。
今日も、オープニングとラストのあたりでは、同じカンパニーとは思えないほど、乗っていく感じがありましたから。
私も、次回の観劇が楽しみです。(座席もかなり後方です。)
(あまり、ネタばれになる内容には踏み込んでいないつもりですが、ネタばれをご了承のうえお読みください。)
帰り道の途中、ツイッターの方に、いろいろ書かせて頂きましたので、まずそれを書きます。箇条書きみたいですが、お許し下さい。
「まだ移動中。初演組は期待どおり、それ以上。」
「八嶋さん、すごくいいです。歌は芝居の中にあることがよくわかりました。ボーラ・ハット最高。」
「畠中さん、よくぞ女将をやって下さいました。したたかさ最高!他の役も素晴らしく、大車輪のご活躍!」
「石鍋さんと原田さんのコンビもいいです。歌詞もすごくやくわかりました。そう、隠そうとしても、だれかが見ている。歴史はそうやって紡がれているのです。」
「全体として前半は固かった。初日ですからね。後半は良かったです。ネクストを除けば。」
「ネクストの歌詞はとにかく大切にして欲しい。振りが激しいけど、とにかく頑張って歌って欲しい。心を一つにして!がんばれ!」
と最後だけ辛口でした。
少し落ち着いて、書いてみたいと思いますが、私もかなりお疲れです。私が舞台をやったわけではないのですが、一緒に頑張った気持になっているのです、笑。
ツイッターでの感想を膨らませながら、辛口も繰り出したいと思います。
あらすじは、割愛致します。申し訳ございません。
初演組とついつい申し上げてしまうのですが、佐山陽規さん、園岡新太郎さん、さけもとあきらさん、岡田誠さんです。
園岡新太郎さんは、6月になってからお稽古に加わったそうですが、さすがです。「四匹の黒い竜」で、さけもとさんと園岡さんが歌う場面は、02年に戻ったようでした。いえ、02年より良かったです。本当に、園岡さん、素晴らしいです。
さけもとさんはもう本当に安定していて、非の打ちどころがない!!!歌も演技もダンスも。そして、最後のセリフ!!!
そんな中で敢えて、敢えて、特に、今日の特筆すべきは、イギリス司令官の歌詞。素晴らしい!!!
岡田さんは、新メンバーと絡むことが多かったのですが、すごくまわりに気をつけながら、引っ張っていたように感じました。プログラムを読みましたら、00年の「太平洋序曲」が初ミュージカルだったそうです。きっと、そのこともあって、初ミュージカルのメンバーの気持ちがすごくよくわかっていらっしゃるのだと思います。
ちょっと、脱線しますし、前にも書いたことがあると思いますが、この「太平洋序曲」は、キャストもスタッフも大忙しの舞台なのです。袖にはけたら、走る、着替える、そしてすぐ出番です。そんなこと考えているから、私も疲れるんですよね、苦笑。段取りを間違えると、すべてが崩れるので、袖でも息を抜けないのです。
ミュージカルはたくさんありますが、こんな作品はそうそうありません。それも、キャスト全員がそうなんですから、とにかく協力しないと大変なことに。
でも、その緊張感が、舞台に勢いと緻密さを与えているのだと思います。
ええ~~~、もとい。
佐山陽規さん。「菊の花茶」・・・2002年10月31日。もう、二度と聴くことが出来ないだろうと、しっかり心に刻んでおこうと、わかってはいるのに・・・あまりの寂しさに、記憶さえとんでしまっていたのかもしれません。
今日、また、お聞きすることが出来て、何も言うことはないんです。でも、また・・・いえ、それは今は言わないことにしたいです。
というほど、私はこの歌を含めこの場面が好きです。
そして、ロシア司令官。それまでの陽気な劇場の雰囲気が一気に凍りつきました。あと、あのセリフ!!!!!たまりません、大笑。
また、脱線しますが、この「プリーズ・ハロー」で、一気に劇場の雰囲気が変わりますね。だから、もう少し早い場面にあるといいなぁと思うのです。勿論、そんなことは無理なんですけれど。ですから、是非、2回は観劇して頂きたいのです。私も最初、「木の上に誰か」がよく理解できませんでした。ところが、「プリーズ・ハロー」と「Next」を聞いた後、なぜか「木の上に誰か」をまた聞きたくなったのです。感じ方は人それぞれですが、是非、2回観て下さい。「木の上に誰か」がすごく心に沁みます。
って、まだ、ツイッターの最初の部分を膨らませただけです。この先、いつになったら終わるのかという感じになってきてしまいました。私は、話すことはいくらでもあるのですが、お読みになる方のことを考えると・・・反省中。
ということで、ここからは急ぎます。
八嶋智人さんは、こんなことを言っては大変失礼ですが、歌、お上手です。「俳句」は???のところもありましたが、「ボーラ・ハット」はお芝居の中に歌が溶け込んでいて、ミュージカルの歌のお手本のように感じました。
畠中洋さんは、もう素晴らしいの一言。とにかく、ご活躍の場が多いので、体調に気をつけて頂きたいです。でも、はじけて、はじけて、はじけちゃって下さい、笑。
実は、畠中さんのご活躍とは逆に、ちょっと残念だったのが戸井勝海さん。たくさんの舞台を拝見していますので、「太平洋序曲」での役どころをお聞きして期待し過ぎたのかもしれません。あと、アメリカ司令官は良かったので、相当緊張なさっていたのでしょうか?
「帰り待つ鳥」は畠中さんがメインだと思ったら、戸井さんでした。戸井さんの今までのご活躍からすると、それも十分ありだと思いました。座る位置でわかるので、戸井さんの歌声を楽しみにしたら・・・あれ?
「帰り待つ鳥」は、静かなメロディですが、歌っている内容は強い決意です。もっと、しっかりと歌い上げた方がよいのではないでしょうか?戸井さんのことですから、きっと、どんどん良くなっていくと思います。期待しています。
「Next」は本当に残念でした。新国立劇場の小ホールでは、もったいないぐらいの迫力でしたので、大劇場になるのが楽しみでした。まあ、初日ですから、相当、お疲れもあったのだと思います。
でも、歌詞をはっきり伝えないといけないナンバーなんです。「プリーズ・ハロー」の後半は、勢いだけでも許されます。しかし、同じように勢いのあるナンバーでも、「Next」は歌詞が、とにかく「歌詞」が大事です。
特に、3.11を経験した私たちには、あの「歌詞」が必要なんです。
と、最後はかなり辛口になってしまいました。
また、書ききれない感想もたくさんあります。
段々と書いていくかもしれません。
また、皆様の感想をお聞かせ頂いて、いろいろお話しできればとも思っています。
百人が舞台を観れば、百の感想が生まれます。
いろいろな感じ方があるからこそ、お聞きするのが楽しみです。