わまのミュージカルな毎日

主にミュージカルの観劇記を綴っています。リスクマネージャーとしての提言も少しずつ書いています。

続「ひめゆり」今さんお願い!

2005年08月08日 | 観劇記
「ひめゆり」という作品への思いは、本当に真面目な思いです。
作品への感想はちょっとした冗談まじりの話題も避けたいので、ここに分けました。
今拓哉さんの役は、ファンにとって相当辛いだろうと予想はついていました。
キミ役の島田歌穂さん、上原婦長の土居裕子さん、檜山上等兵の戸井勝海さんと豪華キャスト、また、「ルルドの奇跡」でも活躍なさっていた素晴らしいミュージカル座のメンバー、それぞれに本当にあの時代に、あの体験をしたのではと思うほど、素晴らしい活躍でした。
今さんも勿論そのお一人ではあるのですが、あまりにもリアル過ぎて、耐えられない場面があったのです。今さんのファンでなければ、ここまで心に重くのしかからないのかもしれませんが、ショックでした。
第一幕に「この身をかけて」という素晴らしいナンバーがあり、「鬼軍曹」とは言われるけれど、本当はいい人!と、ほっとしていたのですが、第二幕になると「鬼」を通り越して、「死神」のようになってしまうのです。本当にショックでした。

「風を結んで」に続き、ファンとしては大変な重圧の中の観劇が続きました。次はどうかとっても「いい人」でありますように。