朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

他人に分かって貰うには?

2011-04-21 07:55:59 | 21世紀
人に伝わる振る舞い
2011/04/16
 カート・モーテンセン(説得営業を研究する大学教授)の講義にある話です。
 新規の顧客とビジネスマンがいて、仕事の話をしています。商談の終わった後、ビジネスマンに質問します。「お客様に信頼されたと思いますか?」「もちろんです」10人中9人は信頼されたと答えるのです。
 次に顧客のほうに「彼らを信頼していましたか?」と訊くと何と言うでしょう?「とんでもない」とほとんどの人が言います。10人に1人しか信頼した人はいません。
 自分たちでは上手くやっていると思っていても、自分たちでは判断出来ません。他の人やお客様が判断しなければいけないものです。
 私たちは、自分の世界や自分が次に何を言おうかばかり気にして、聞いていない。最も大事なことを見逃しています。
 私たちは話を聞きなさいと教わりますが、人とつながるための聞き方はもっとじっくり聞くのです。もしきちんと相手の話を聞けたら、一夜にしてあなたは世界で一番優秀な人になれるでしょう。
 私はある時ニューヨークからロサンジェルスまで6時間のフライトをしました。私はどうやら額に「こんにちは!あなたの話を聞かせて!」と書かれて生まれたようで、何度も消そうと思ったのですが、どうやったらいいか分からないのです。それでまた、隣の男性が延々と話続けて、私はただ聞いていました。
 そして到着したとき「カート、あなたは私が今まで会った中で一番楽しかった人だ」と言われました。
 ちゃんと、耳やハート、心で聞いていれば相手はどうやって説得すべきかを全部あなたに話してくれます。
 相手を世界で一番重要な人物として扱うべきです。それが、相手への敬意を高め、気分がよくなってもらえるのです。彼らの自我を傷つけることもありません。
 相手が皆さんを好きでなかったり、信頼していなかったら、説得出来ないでしょう。不動産の知識があまりなくても、説得を心得ていて、好かれ信頼されたら、不動産を完璧に知る人よりも100倍も上手くやるはずです。
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今、日本では自己中が幅を利かせています。政治家もマスコミも他人の話を聞くのは説得されることと思っているようで、聞かないで話すことを最高としています。学校教育でも自分の意見を発表することを美徳と教えています。
「良い付き合いは、傾聴から」と教え、我が儘を排除しましょう。自分も実行


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