朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

ライブドア 頑張れ

2005-02-16 10:25:28 | Weblog
ライブドアー堀江貴文社長は、800億円の融資を得てフジサンケイグループの親会社ニッポン放送の株35%を手に入れ、同グループと提携 支配しようとしています。
 「乗っ取りだ」「お金でなんでも出来るとかんがえている」「今まで苦労して育てた会社をあんな奴に取られてなるものか」
 フジテレビ会長も、怒りの表情でテレビインタビューにでています。

 プロ野球近鉄問題からの騒動で、読売渡辺会長は辞任し、NHK
海老沢会長も尊大な態度からやめざるを得なかった。この二つのケースでは、老人ボスは悪役とされ一般大衆に迎合するマスコミの勝利でした。
 今回の買占めでは、悪役は堀江社長に振り付けされそうです。老人ボスは被害者・弱者の立場をとって、日本スタンダードを守ろうとする演出のようにみえます。

 成功してもしなくても、この大博打は頼もしい。堀江さんは、これで度胸十分の実業家に成長しました。
 一般市民から 貧民から 労働者階級から 伸し上がった事業家は多くいます。 彼らは、大一番のバクチに勝って、まず財産を築き、順次成功を重ね、大物になっていきます。
 アメリカンドリームの英雄です。

 鉄鋼王 アンドリュー・カーネギーさんも、最初の一歩はバクチです。製鉄所のサラリーマンのカーネギーさんは、折から起こった南北戦争で鉄の値上がりを見込み、先物取引で鉄を買い占めます。
 これで大儲けし、製鉄所をつくり、鉄道に投資し鉄製品の需要を増やし、成功につぐ成功を重ね大実業家になりました。そしてすべての財産を図書館・劇場・その他一般民衆の成長に役立つことに寄付をしました。

 ケネディ大統領を生んだケネディ家は、JFKの父親ジョセフが、大恐慌時代相場を張って勝ち、多くの人を破産自殺させてつくった財産から始まったのです。
日本でも、福沢諭吉の娘婿 福沢桃介さんは、炭鉱・汽船会社の株買占めで破産寸前まで追い詰められましたが、それに勝ち、財産を築き、中部電力のもととなる発電会社を作りました。
勝ったあとは、勝てば官軍と皆 味方となって、勝つべくして勝ったとされてしまうことが多いようです。
この堀江さんの大勝負にリアルタイムで見る私達は、西鉄の3連敗4連勝での稲尾の同点ホームラン豊田の逆転場外ホームランに立ち会っているようです。
私達 庶民は、この歴史絵巻を心を止めてじっと見守っていましょう。

三木谷楽天社長・孫正義ソフトバンク社長・大神輝博モンテローザ社長・矢野博丈ダイソー社長と頼もしい実業家が自分の世界を作っています。中でも堀江ライブドアー社長は、古い権威を屁とも思わぬ新しい挑戦者です。

堀江社長 あんたは偉い。21世紀はあなたの時代です。 
 

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