朝礼の話題

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円安の企画

2011-11-08 08:13:19 | Weblog
円安インフレの方法
2011/11/07
 円高・デフレが日本発展のための障害だと、経営者も経済官僚・学者も言います。しかし、どう言う政策を取るべきか、具体的な方法を提議もしません。
 「官僚達の夏」の高度成長直前の官僚なら、具体的な政策を考えだし、実行を政治家に迫っただろうと思います。
 テレビの経済評論家は、「政府紙幣を税収の裏付けなく発行せよ」「アメリカもヨーロッパも紙幣を印刷しドル安・ユーロ安を実行しているではないか」
などと言っています。
 只、紙幣を印刷し銀行に貸し出すだけでは、芸がない。
 ① 今、地方公共団体(県・市町村)は債券を限度まで発行しています。この地方債を担保に取り、国が金を貸しましょう。但し、地方公務員費を10%減額することを条件とする。
 地方の公共事業費に余裕が出来れば、老朽化した橋梁や水道・下水道などの補修がゼネコン抜きに行われるでしょう。それが景気を進めることになります。
 ② 円建てで、輸出・輸入・援助・貸付金を行うことを日本の方針にしましょう。ギリシャ援助もしなければならないでしょうが、全て円建てで行いましょう。 ドルでないと要らないというなら、援助は止めにしましょう。
 国連分担金も現在は、ドルで支払っているでしょう。円で支払い、換金は国連でやらせるか、円で給料など払わせましょう。
 鉄鉱石・石油などの輸入も円建てで、しましょう。相手国がドルが欲しいというなら、換金手数料分だけ高く買ってやりましょう。
 ③ 国債を、政府で担保に取って、銀行に現金を金利ゼロで貸しましょう。
 国が発行した国債ですから、国は預からねばなりません。そして新規発行の紙幣を渡すのですから、国債を只で買取減らしたことです。
 大東亜戦争時代、国債を担保に朝鮮銀行から戦費を引き出したことと同じです。戦後のインフレで額面だけの国債は、政府の勘定に今もそのまま残っているそうです。
 ④ 国内で円・ドルの交換は出来ないことにしましょう。
 今は、各銀行の窓口で、円・ドルが交換できますが、何の役に立つのか分かりません。べらぼうな手数料を取って交換していますが、円で海外で支払い出来るのにわざわざ交換するのは、銀行の手数料稼ぎのみが理由に思えます。
 ⑤ 世界銀行などに円で出資し、もし世銀から融資を受けるならば、円建てで受けられるようにしましょう。
 円建の取引が多くなれば、円安になる方向に向かうでしょう。


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