朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

スポーツドリンクの害

2016-11-06 20:21:26 | 21世紀
スポーツドリンクの害
2016/11/07
いくつになっても、新知識に触れ、考えを変えることは、楽しいことです。
 スポーツドリンクは、健康のために考案され、人間のために役立つものと思っていましたけれど、藤田紘一郎先生の「体をつくる水壊す水」を読んで、体を壊す水だと理解しました。
 スポーツドリンクには、大量の糖分が含まれています。その量は500mlペットボトル1本に20~30gスティックシュガーに換算すれば7~10本にもなるそうです。
 その糖分はフルクトースで果糖ブドウ糖液糖とボトルに書いてあります。これは砂糖の6倍の甘さがあり製造も簡単なので、清涼飲料水だけでなく、お菓子、惣菜に広く使われています。AGEとはたんぱく質とブドウ糖がくっついてできる物質ですが、排出されにくいものです。糖尿病ではヘモグロビンA1cという物質が物質が血液中にどれだけ存在するかを問題にし、10%以上だと糖尿病とされます。この物質もタンパク質と糖分の合体したもので、AGEです。コカコーラを冷蔵庫で1週間も放置していると、ドロッとしたものに変質しますが、それがAGEです。子供が1日にスポーツドリンク500cc2本毎日飲むと、「ペットボトル症候群と呼ばれる糖尿病になるそうです。
 2010年に熱中症による死亡者は、173人いました。熱中症にならないようにスポーツドリンクを飲めと宣伝されますが、熱中症の予防になるより糖尿病になります。
 熱中症予防には、糖分を含まないミネラルウォーターに塩が効果的です。
 果物を沢山食べても糖尿病にはならないと、以前から思っていましたが、人工の果糖ブドウ糖液糖と呼ばれる物質は、自然の果糖とは違うもののようです。
 ノンカロリーのアスパルテームという人工甘味料も、別の弊害があるようですが、日本では放置され、広く流通しています。
 甘いものは、なんであろうと避けるのが自分のためになるようです。
 藤田先生は、インドネシアに滞在し、寄生虫調査をされているとき、暑い熱帯ですので、スポーツドリンクを熱中症予防に飲んでいたそうです。その結果、糖尿病になり、治癒するまで苦労されたそうです。現在は、シリカ分の多いミネラルウォーターを愛用し、20年目になるそうですが、70歳になった今でも、50歳の時の容貌と変わらず、髪の毛は反って増えているし、血管も健全だそうです。真似しましょう。