朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

ニュースの害毒

2016-11-04 19:40:04 | 21世紀
ニュースの害毒
2016/11/05
 この頃は、ラジオ人間になりました。
 時々、テレビを見ますが、嫌な気分になって、消してしまいます。
 それはニュースやワイドショウの時です。
 事件や災害を、声高く、喜んで報道する、テレビ局の姿勢です。
 他のチャンネルに回しても同じ話題を、競争して流しています。
 その悪い状態に説明つけて、政府や自治体が悪いからこうなると、結論つけます。
 鹿児島のマスコミ出身の新県知事が、川内原発の稼働中止を九電に申し入れたと、くどくどしく住民の不安を解説します。九電の言い分や施設の地震に対する安全率などは一切報道しません。北朝鮮のミサイル報道は、北朝鮮テレビの受け売りで、北朝鮮の宣伝に加担しています。それに対する日本の対応については、政府の北朝鮮の国連決議違反を、言うだけで、なんの対策もないと宣伝します。
 良いニュースは、報道の価値がないようで、無視です。
 外国は、日本が嫌いだ、日本にこういう批判をしていると、細かく報道します。中国も韓国もアメリカも安倍首相の右傾化を心配していると印象つけます。
 マスコミは、政府の批判をするのが使命だとして、政府の良いことなど、一切言いません。
 事件を起こし、逮捕された犯人は、プライバシー保護の必要ないとして、過去の行動など調べ、こんな奴の存在は許せないと、コメンテイターも一緒になって非難します。裁判になると、表情・態度・背広の色・ネクタイはどうだったと、意味ないことを言います。
 犯人にも、事情があり、犯罪を起こす理由もあるのでしょうが、そんなことを報道する人情味はありません。善悪一辺倒の報道です。
 事件のない時は料理のほめ競争です。好みもあるでしょうに、「旨い」以外の感想は聞いたことありません。
 テレビは、人間を教化する・人間を安心させるなどという目的はありません。人間の悪さを強調し、信頼をなくすことを目的としています。
 ラジオは、マスコミ的でなく、限られた視聴者に本音で話す姿勢があります。投書もまじめに読んで、冷やかし的には聞こえません。
 ラジオ人間になり、ニュース・事件・災害から離れ、平穏な気分を取り戻しましょう。