反対のための反対

反対のための反対
2015/10/31
　マスコミの意見や野党の国会質問を聞いていて、この人達は、自分の理論や歴史認識はなく、「安倍首相に反対しているだけだ」「すべての不平不満を、政府の責任にしているだけだ」としか思えません。
　憲法違反と、集団的自衛権一部行使を、咎めますが、憲法第89条には、こんな条文もあります。
　公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。
　私立大学・私立中高等学校・外国人学校などに、現在補助金や助成金が税金から支払われています。
　これは、憲法違反と結論されるでしょうが、誰も何も苦情を言いません。
　解釈の問題でなく、実際に支出されているのですから、憲法違反を指摘するなら、第一に議論すべきです。
　自衛隊そのものが、戦力でない、と言うのも、屁理屈以外の何物でもありません。
　「自衛隊は、憲法９条に違反している」と民主党やマスコミは声を大きくすべきです。日本近海で米海軍が襲撃されたとき、自衛隊は、憲法９条に則り、援助できないなどの枝葉末節の議論するより、本質的な議論をするチャンスなのに、政府の揚げ足取りに終始しています。
　マスコミは、明治時代の自由民権運動時代から、反権力・反政府が存在意義としています。悪い政府でも、良い政府でも、反政府なのです。
　中国の独裁政権・北朝鮮の独裁政権を肯定し、批判など一切しません。日本の政権と、どちらが、肌に合うのでしょうか？
　日本は独立国家なのでしょうか？　建前は独立国ですが、アメリカに占領されているのは事実です。沖縄の米軍基地を、排除すれば、日本は、アメリカの敵国と定義され、日本は孤立するでしょう？　
　その事実に目をつむり、赤軍派がパレスチナで銃乱射するような、遊び革命を持ち上げ、基地移転反対を叫びます。本当に、基地不要・日本独立を目指すなら、中東のような爆弾テロ・自爆テロなど、それらの能力はあるのですから、実行すべきです。
　行動無く、理屈で反対するのは、韓国の両班行動に見習うものです。
　「反対のための反対」は何も生みません。本質的な方針で与野党は対立すべきです。
　他の意見を一切認めず、自分の意見に固執する反対は、諫早干拓開門調査のカン元首相・沖縄基地県外移設のハト元首相の行動によくでています。
　クリミヤ・ロシア編入賛成・韓国での土下座参拝のハト元首相の行動は、日本政府に対する反対行動が原動力でしょう？それが野党の姿勢なのです。
　対案を一切出さず、与党の政策にすべて反対というのは、親不孝の不良学生そのものです。　大東亜戦争が何故起こったか？　そこの意見を歴史的に理論付け、現代の行動の基本としましょう。
　反対は　目的あっての　反対か？　　　　中韓に　ひれ伏す姿勢　何のため