朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

ホッとする場所

2015-10-28 22:46:20 | 21世紀
ホッとする場所
2015/10/29
 新聞の広告にある本の題です。私にそんな場所があるかな?と広告を読みました。
 こころとからだのおやすみ処 無料の休憩スポット。屋上庭園。美術館。公園。神社。カフェ・・・
 秋のお出かけにも。仕事中の一休みにも使える。 みんなのホッとする場所。
 そんな場所が自分にあるといいですね。
 ●私が昔行って、「あそこはいい。もう一度行きたい」と考えてみると、1番に浮かんできたのは「上高地の大正池」です。 学生時代、夏休み実習に、岐阜県高山に2か月行きました。飛騨川バス転落事故のあとで、国道41号線拡幅工事が計画されその測量に従事しました。実習終了は9月10日で、上高地に行ったときは観光客は殆どいませんでした。静かな湖面の向こうの穂高は神々しいばかりに美しかったです。涼しく半袖のシャツでは寒いくらいでした。今思い出してもうれしい感じです。
 ●1年生の夏には四国の山々を歩きました。8月15日には祖谷にいましたが、山の中の盆踊りは、阿波踊りでした。踊りながら楽しんでいる人々の気持ちが伝わってきて、見とれていました。
 ●インドネシア・パレンバンの工事に従事していた時、電気係の池田さんに誘われ、カユ・アグーンという山村にドライブしました。途中の田園地帯を通る時スコールが来ました。道路の上には霧がかかり運転出来ないくらいです。しかし横の田んぼには霧はないのです。曲がりくねった道でしたが、道路の上だけ向こうの方まで霧と言うか湯気が立ち上っているのです。しばらく車を止め、幻想的な景色に見とれていました。
 ●初めて、インドネシアに赴任するとき、飛行機の上から海面を見ると、サンゴ礁が見えました。青い海が薄い緑がかった色になり、白い波・白い砂浜そして緑濃い椰子林。 こんなところに行きたいなと、夢のような気持ちで眺めました。後、バート・ランカスター主演の「オキーフ殿下(白人酋長)」という映画を見ました。南シナ海のサンゴ礁の島での冒険物語です。筋など覚えていないのですが、海と砂浜・椰子の木・白い雲、バート・ランカスターが前転しながら拳銃を撃って海賊を倒す勇ましさなど眼に焼付きました。今年の同期会で永井義人さんと、その話をしたら、「オキーフ殿下」のDVDを送ってくれました。彼は日本航空のパーサーをしていて英語堪能で、字幕なしの英語版でした。私は英語分からないけれど、何度も見ると、言葉も分かる気がしました。筋は単純で子供映画ですが景色の良さ・撮影の綺麗なこと、この上なしで堪能しました。
 ●広見設計の広見健二さんが、ここの景色は良いよと進めてくれました。錦川清流鉄道沿線です。秋になり想い出して、行ってみました。両側の山は紅葉しています。それが川面に映り、名前の通り、錦です。単線の鉄道は乗客も少なく、運転席の傍や最後尾の窓から眺め、しばし、時を忘れました。
 歳とると想い出は楽しいものです。若い方々も楽しい思い出を作りましょう。
 私は、写真を撮りません。それだけに、脳に焼付いているのかもしれません。何でも写真に撮る人。花などもスマホで取ってその場で見たりします。脳にのこるかな?
  楽しみが 沢山あって 良い一生     涼しさが 想い出される 暑い夏