ホウ素によるガン治療

ホウ素（B）による癌治療
2015/07/09
　ホウ素化合物をあらかじめ投与しておき、腫瘍にホウ素が集まったときに熱中性子線を照射すると、ほう素化合物をほとんど取り込まない正常細胞はあまり大きなダメージを受けませんが、ホウ素をたくさん取り込んだ腫瘍細胞では細胞内部でホウ素と熱中性子の核反応が生じ、核反応により発生したアルファ線と7Li粒子が腫瘍細胞のみを殺します。大きな利点は、アルファ線も7Li粒子もおよそ１０ミクロンしか飛ばないため、正常細胞を傷つけることなく腫瘍細胞のみが選択的に治療できることです。
　放送大学の化学の講義を偶々観た時、将来の癌治療の話があったのです。
　上の文章を自分なりに理解したのはこういうことです。
　ホウ素（Ｂ）を何らかの方法で癌細胞にのみ取り込ませます。その状態で、中性子線を放射しますと、ホウ素はα線を出します。α線は近距離では強力で癌細胞を破壊してしまいます。　ホウ素を含んでいない健康細胞には中性子線は何の影響を与えず、通過してしまうのです。　結果、癌細胞のみ破壊し健康細胞には何の影響もありません。
　現在、癌細胞のみにホウ素を取り込ませる方法は出来ていません。１０年～２０年くらいで、その方法が確立すれば、癌治療はすべて可能になりそうです。当初は、ある特定の癌に有効とされ、次々に適用範囲が広がるような気がします。　癌も怖い病気ではなくなりそうです。
　ますます寿命が延びることは、良いでしょうか？　少子高齢化が進みます。
　生命保険の配当率は、宝くじより悪いそうです。宝くじは、２５％を国や地方自治体が取り、２５％が運営経費だそうです。配当は５０％です。　生命保険の配当率は経費が５５％、配当は４５％しかないそうです。　生命保険が一番多く買われているのは、世界中で日本だそうです。私たちは、生命保険会社の陰謀に騙されている気もします。　パチンコの配当率も似たようなもので、北朝鮮に寄付していると考えるべきです。
　ホウ素による癌治療が実用的になると、がん保険や生命保険の在り方も変わってくることでしょう？
　宝くじは、厚生年金が運営し、その５０％が年金財源に取り込まれる方法はどうでしょう？　少子高齢化のますます進む現在、新たな財源を考える必要があると思いますがどうでしょう？　我々老人も宝くじを買う目的が出来るというものです。オリンピック資金のためtotoや野球くじなども計画されていると聞きます。年金目的にしましょう。
　宝くじ　年金破綻に　備えよう　　宝くじ　みんなが買える　理由付け