朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

魚卵を食べるのを止めよう

2015-07-07 20:15:20 | 21世紀
魚卵を食べることを止めよう
が2015/07/08
 日本の漁業は、水揚げ高が減り、衰退に向かいつつあります。
 マグロ・ウナギなど絶滅危惧種に指定され、漁獲は法律で禁止されます。
 そのほかの一般的な魚も、獲れなくなり、値段が高騰しています。
 慣れ親しんだ、イワシ・サバ・アジ・ホッケ・ニシンなど青魚も高級魚になりつつあります。
 そのうち、タラ・サケなども取れなくなりそうです。皆、私たちが、卵のうちから、美味しい美味しいと食べているからです。
 子持ちワカメもおいしいですが、これはニシンの漁場にワカメを吊るし、そこに産卵させたニシンの卵です。産卵のために近海に来た、サケを漁獲し、卵を取り出してイクラとして食べます。ニシンの卵も腹から取り出してカズノコとして食べます。私たちが卵を食べなければ、将来、大きな魚になるものを、もったいない話です。
 卵から孵ったシラスが集団で移動しているものを、網ですくい取り、シラスとして食べるのは日本人だけでしょう?
 私たち消費者が、好んで食べなければ、皆1人前の成魚になれるものを可哀そうな話です。
 魚卵を食べることを禁止する法律があっても、おかしくないと感じます。
 日本人のタンパク質は、魚から摂るのが普通で、DPAなどの魚油成分は健康のため必要と宣伝され、健康食品として売られています。 魚卵・シラス・小魚の漁獲をやめて、昔のような、大量の魚群が泳ぎ回る海に育てようではありませんか?  そのためには、魚卵・シラスが商品にならねば良いのです。  私たち消費者に出来る、1種のストライキ作戦です。 5年も漁獲をやめれば、自然に戻るでしょう? 魚くんはじめ、水産学者は声を上げてください。
 私たちの高校同級生は、下関水産学校に進学した人がいます。私たちは「シモスイ」という略称を「ゲスイ」とからかったことを想い出します。彼等は真珠養殖などの会社に就職し、宝石商になりました。
 漁業の振興には、海洋温度差発電が有効です。ミネラルの豊富な深層水を冷却のため海面まで持ち上げ、後、放水します。そこに、親潮・黒潮の衝突のような現象が起こり、プランクトンの大発生が起こるのです。そこに、小魚も多く生き、魚類の多い優良漁場が出来るのです。
 水産業の発展のための有力な対策と思います。佐賀大学の上原先生の特許方式です。アベノミクスの矢として、日の目を見させてください。
芽むしり 仔撃ちの罪を 棄てましょう 仔を食べる あなたの口が 原因だ