朝礼の話題

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自分勝手の西洋人

2015-07-21 20:08:22 | 21世紀
自分勝手の西洋人
2015/07/22
 クジラ・イルカの漁についての、西洋人の言うことは納得できません。
 オーストラリアでは、野生のカンガルーを捕獲し、脂肪分の少ない健康食・「ルー肉」として、全世界に売っています。アマゾンで「ルー肉」を探しますとオーストラリア大使館のお墨付きも出てきます。コアラもオーストラリア特有の動物ですが、増えすぎたという理由で、5000匹以上を殺したそうです。
 自分たちの行為は、棚に上げ、日本のクジラ捕獲・イルカ漁は残酷である。追い込み漁で捕獲したイルカを買う水族館は、世界動物園団体を除名すると決議しました。
 残酷というなら、野生の動物を捕獲し、檻に入れて見世物にすることそのものが残酷と感じます。動物園・水族館は、動物に対し人道的でないとして禁止すべきでしょう?
 牛や豚を檻で飼い、太らせて食べるのは、残酷ではないのでしょうか?
 自由を奪って飼うことは、残酷でない。飼った動物を殺して食べることは残酷ではない。と言うのが西洋の理論です。
 自然に生きた野生動物は幸せである。それを殺すのは残酷かもしれないが、トータルでは、食用家畜より幸せと感じますが、西洋人の理屈は、家畜として飼った動物の命は、人間の物で、残酷も、幸せも関係ないというのです。
 自分たちもホンこの前まで、クジラを殺し、油の原料にしていました。石油が利用されるようになると、クジラを殺すことは残酷で、許せないというようになりました。
 戦争で、原爆を落とし、一度に10万人以上を殺すのも、正義のための戦いで正当の権利だと言います。
 海軍の戦闘では、船が撃沈され、乗組員が海上に逃れると、日本軍は、戦闘能力がないとして救助するのが普通でした。それで、アメリカ軍の海戦の死亡者は30%位だったそうです。日本の軍艦が撃沈され、海上に逃げると、アメリカ軍は機銃掃射で殺し、日本海軍の死亡者は90%だったのです。
 自分に都合の良いことが正義であるのが、西洋流なのです。
 敵には、人格がない。殺しても差し支えない。そんな考えが一神教のキリスト教・イスラム教には感じられます。そんな国が西洋・中東です。他人の価値ありとする遺跡など、自分たちの標的だとして、ナポレオンはスフィンクスを大砲で撃ちましたし、イスラミック・ステートはペルシャの遺跡を破壊します。
 和食では イルカもクジラも 料理する    牛の命 イルカの命より 値打ちなし