朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

すべてが上手くいく人

2015-07-12 21:31:02 | 21世紀
すべてが上手くいく人
2015/07/13
「人は自分が考えている通りの人間になる」これは紀元前二千年のインドからすでに言われ続けている言葉です。
 もちろん真理ですが、多くの人はその意味を誤解しています。
より正しくは、「人は考えさせた通りの人間になる」のです。
誰が考えさせるのか? それはあなたの意識です。
誰に考えさせるのか? それはあなたの無意識です。

ロバート・コンクリンは、アメリカ・ミネアポリスでadventures in attitudes (AIA)を開発した主催者だそうです。日本でも流行した心理プログラム、私も受講したHCI(human communication institute)は、この亜流だったようでず。「意図と結果」という考え方を教えられたのもHCIでしたが、意図とは人間の無意識、結果とは無意識に導かれた行動と解釈したいです。 無意識に考えさせるのは意識です。「THINK NOW」 IBMの標語でした。
2012/02/18付のこのブログに書いた文章です。久しぶりに読んで、その通りだと、うれしくなりました。
無意識と表現しているのは、潜在意識のことで、自分の顕在意識では、感じていない、脳の中の記憶を自動検索し、現在の状況を判断するような脳の活動です。問題があって、「どうしたら良いかな?」と考えて眠ると、朝目覚めた時、解決策が頭に浮かぶことがあります。これが潜在意識の活動です。
新しい人と会って、「虫が好かない」と感じることがあります。潜在意識が記憶を探り、その人と何かが似ている人に騙されたとかを想い出し、「この人と付き合うのには注意がいるよ」と言っているのです。
顕在意識では、「損か得か?」という基準で物事を判断します。そして、得になる行動を選びます。潜在意識は、自分の記憶すべての基準で判断しますが、直接に顕在意識には伝わらないのです。それが「虫が好かない」「気分が悪い」などの雰囲気で伝えているのです。
潜在意識は眠っている間も活動しています。寝る前に「どんな人間になりたいか?」「どんな生活がしたいか?」「明日、どの手順で仕事しようか?」など考えていると、寝ている間に潜在意識が、自分としての最善の方法を調べてくれるのです。脳はコンピューターの検索サイトのようなものと考えましょう。検索する方法は寝る前に問題を考えることです。
生きること 潜在意識を 働かす  潜在意識 生きることの 極意です