朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

年金積立金の運用

2013-07-30 22:00:41 | 21世紀
年金積立金の運用
2013/07/31
 アベノミクスで株が値上がりし、10兆円利益が上がり、年金運用が楽になったと報道されています。万々歳のようですが、株で運用していれば、いずれ株安になると、大騒ぎすることになるのでしょう。
 平成24年末の運用資産額は、1,204,653億円だそうです。国内債券61%,国内株式14%、外国債券10%、外国株式12%の内訳だそうです。
 厚生年金事業振興団が、厚生年金会館やウエルシティなどと実物で運用した施設は大赤字で、売却され年金積立金はそれだけ減少してしまいました。
 債券・株式・遊興施設などの運用では、景気や人気に左右され、安定した収益など望めず、将来の年金破綻の一大要素でしょう。
 この年金積立金で国営実物プラントを造成し、安定的収益を得る運用をしましょう。
 原子力発電所廃止の為の代替え発電所「国営海洋温度差発電所」の建設です。
 発電した電力は、コスト+利益で電力会社が買い取ることとし、採算を事前確定させます。発電効率や採算の不安は試験プラント1基実用化すれば、ハッキリ解り、進歩も続くでしょう。無公害・無燃料・低原価・安定発電・造船所事業の振興・地方振興など良い事ばかりで国営事業に相応しい事業です。

 大量に深層海水を汲みあげる方式ですので副産物も沢山あります。ミネラル豊富な深層水が海水表面に散布されることにより、プランクトン発生→小魚発生→大型魚発生となり新漁場建設となります。
 海水中の溶け込んだ金属資源の回収が出来ます。新技術の特定金属吸着プラスチックに海水を循環することにより、リチウム・ウランなどを獲得できるそうです。海洋鉱山の新設です。
 海水淡水化事業も安価で出来ます。アンモニア・ボイラーの冷却に深層低温海水を使用するのですが、水蒸気冷却による真水の回収が出来ます。

 元佐賀大学学長の上原先生の業績で佐賀大学には、伊万里に海洋温度差発電所が研究施設として稼働しています。
 既設電力会社の敬遠・原子力関係者の反対・経産省の非協力などで実用化は日本では出来ない雰囲気で、カリブ海諸国・南洋島与国で見積もり・試験受注が始まっているそうです。我々の年金事業安定の願いを乗せて、厚生年金・国民年金積立金の安定運用として、海洋温度差発電所の国営事業をアベノミクス第5の矢として計画して欲しいですね。絶対、日本の為になります。