朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

糖尿病による死亡

2013-07-07 22:51:47 | 21世紀
糖尿病による死亡
2013/07/08
 糖尿病を放置すると、どんな死に方になるのでしょうか?
 糖尿病には自覚症状がないので、血糖値の高いまま、放置し、「美食美飲しなくて、何の生き甲斐があるか?」している中年も多いです。

 私も医者からこんな注意をされたことはありません。

 通常、高血糖それ自体が重篤な症状を引き起こす事はありません。
高血糖を放置して血管に傷ができ、そこから派生する様々な合併症で死に至ります。
しかし、ご質問のように多飲・多尿・劇やせが出始めると話は別、状態次第では昏睡に陥り、合併症ではなく高血糖それ自体が引き起こす症状で死ぬ事があります。

 血糖値が360もあると、もはやまともにインスリンが分泌できていないと考えられます。
 筋肉や脂肪が血糖を取り込む為にはどうしてもインスリンが必要です。
どれだけ血管内に糖が豊富にあっても使えないのですから、筋肉や脂肪にしたら「無いも同然」、飢餓状態と同じくなります。
 こうなると筋肉や脂肪は脳や心臓等、重要な臓器のエネルギー確保の為、自身の過剰分解を始めます。
 これを「糖新生」と言い、筋肉や脂肪がどんどん目減りするし劇やせします。
 糖新生の際にはケトン体という副産物ができます。
 脳の栄養は糖のみ、と栄養学の先生方がほざくのは大嘘で、このケトン体を脳は普通にエネルギーに使います。

 ケトン体は決して毒ではないのですが、独特の匂いを持っていて、呼気等と混ざり、糖尿病で有名な「甘酸っぱい体臭」の原因となります。
 更に強い酸性で、血液のphを大きく酸性に傾けます。
 すると、細胞と血液の間で浸透圧が変化、細胞の水分が血液に吸い出されます。 魚の切り身に塩を振ると水分が染み出してきますが、アレが血液と細胞間で起きるのです。
細胞からは水分がなくなるので乾きに苦しみ多飲となり、血液は無駄に水分が多くなるので多尿となります。
いくら水分を摂取しても高血糖を押さえない限り、細胞から水分が吸い出されては尿として捨てられ、「水は飲んでるのに細胞レベルでは脱水症状」と言う状態に陥ります。
 特に脱水症状に弱いのが脳で、最悪は昏睡状態に陥ります。

 目のかすみが起きているという事は、糖尿病3大合併症の一つ、「糖尿病網膜症」がすでに進行しており、失明のカウントダウンがスタートしている可能性が極めて大です。
 何が理由で入院を拒否しているか不明ですが、まずインスリン導入を兼ねた入院が絶対必要です。
 変な健康食品や民間療法で何とかなる段階は、とうの昔に終わってます。
 
 私(渡邉)の糖尿病もこの質問者と同じ程度の症状と感じます。
 毎食事後、インシュリン6単位打っています。打ち忘れると血糖値は300から500以上になることがあります。
 上のような文章で注意を受けると怖くなり、管理をしっかりしなければと実感します。

 腎臓が糖尿病から機能しなくなりますと、尿の排泄が少なくなり、身体が浮腫みます。浮腫みは足から太もも・腹部と上がって来ます。
 夜、床に横臥し寝ていますと、浮腫みは顔に起こり、真ん丸顔になります。
 肺に水が溜るようになり、呼吸量は少なくなります。
 手の指で血液の酸素量を計る機械がありますが、それで60%と言う数字がでるようになると、トイレ迄10m移動するだけで10分くらい呼吸困難状態になります。
 私の入院する時はそんな状態で、記念病院では、即入院・透析開始とされました。
 実は1カ月前、呼吸困難になり医者に行かねばと思ったとき、下痢・吐き気で排泄が進みました。食べたものは吐き、水を飲んでも吐き、下痢は液体になり、身体は空っぽになりました。体重は80kgまで下がり、呼吸は楽になり、症状は軽くなったのです。丁度、流行り話題になっていたノロウイルスに感染して発病したようです。「神の助けだ。ノロウイルス有難う」と思いました。
 体調も快適になり、また以前のように飲み食いしていますと、尿の出は悪くアレアレと言う間に体重100kgになり呼吸困難をぶり返し始めたのです。
 尿の出が悪くなるのは致命的です。現在糖尿病として治療を受けている方、体重・飲水量に注意して下さい。肺水腫になると、死亡もあるそうです。

メイラード反応

2013-07-07 00:15:08 | 21世紀
メイラード反応
2013/07/07
メイラード反応(メイラードはんのう、Maillard reaction)とは、還元糖とアミノ化合物(アミノ酸、ペプチド及びタンパク質)を加熱したときなどに見られる、褐色物質(メラノイジン)を生み出す反応のこと。褐変反応 (browning reaction) とも呼ばれる。食品の加工や貯蔵の際に生じる、製品の着色、香気成分の生成、抗酸化性成分の生成等に関わる反応であり、非常に重要とされる。
メイラード反応に伴って特有の香気成分も生じる。その香気は反応のもととなったアミノ酸や糖の種類、反応条件等により変化し、カラメル臭、ナッツ様の臭気、パン様の臭気、チョコレート臭、様々な香気を生じる。
 糖尿病患者の症状として見られる白内障や血管組織の劣化は、正にメイラード反応におけるブドウ糖のアルデヒド基とクリスタリンやエラスチン、コラーゲンのような高寿命タンパク質のアミノ基の重合反応によって起きるタンパク質の変性に起因する。
 炭水化物を摂取すると小腸でグルコースに分解され、大量のグルコースが体内に吸収される。体内でのグルコースは、エネルギー源として重要である反面、高濃度のグルコースはそのアルデヒド基の反応性の高さのため生体内のタンパク質と反応して生体に有害な作用をもたらすため、インスリンの分泌により体内の血糖濃度が常に一定範囲に保たれている。この唯一のインスリンによる血糖調整機構が破綻すると高血糖による生体組織とのメイラード反応により糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症の微小血管障害、つまり糖尿病合併症を発症する。
 抗老化医学(アンチエイジング)の発達によって、体内で起こるメイラード反応が、老化を進行させる体の糖化であることが明らかになってきた。

老化現象と深い関わりを持つコラーゲンの糖化反応は、肌の張りと弾力性を失わせ、骨の質(骨強度)を劣化させる。また、糖化された老廃物の蓄積が白内障や動脈硬化の進行(高血圧症)となって表れるなど、老化の顕著な特徴と直結している。アルツハイマー病は脳内のアミノ酸が糖化される現象という説も存在する。また体の糖化と糖尿病の合併症やメタボリックシンドロームには深い関係がある。

抗糖化ケアは、摂取カロリーの適正な調整とともに、急激に血糖値を上げないGI(グリセミックインデックス)に留意した食生活によって可能となる。たとえば、果物から先に食べる工夫をするだけでも、血糖値の急激な上昇を抑えることに繋がり、体の糖化の抑制が期待出来る。ドクダミ茶、シソ葉茶、などの健康茶は、コラーゲンの糖化に対して強い抑制力を示す。また、抗糖化作用を有する食品として、ローマンカモミール、セイヨウサンザシ、サクラ、紫菊花(食用菊)、などが発見されている。

 砂糖(ブドウ糖)は怖いですね。
 私(渡邉)は、20年来の糖尿病で、現在は、昔から医者から脅され続けた透析になってしまいました。
 自分でも本読んで糖尿病のイメージを掴もうとしましたが、メイラード反応などの教えはなく、カロリー摂りすぎ・運動不足を強調されるばかりでした。
 栄養士の指導も、「6種類の栄養を万遍なく摂れ」と言う事しか頭に残っていません。
 メイナード反応を知れば、ブドウ糖は毒だ。ブドウ糖の代わりに、オリゴ糖・果糖で味付けしよう。市販の、炭酸飲料など砂糖が沢山、毒汁だと納得できると感じます。
 コカコーラを栓を開けて放置しておきますと、何日か経つと、ドロドロのベタベタの甘い液体になります。砂糖がこんなに含まれていると驚きます。
 アメリカでは肥満者が多く、ポテトチップスに高税金を掛けようと話が出ますが、コーラ会社は大企業で政治献金も多いのでしょう問題にはなっていません。
 主食の米・パンなどのデンプンを食べると消化液で分解され、ブドウ糖として、吸収されます。ブドウ糖で人間の細胞は生きているとも言えます。
 ブドウ糖が多すぎると、メイラード反応で色々不具合が起こるのです。
 主食で食べる米・パンには、植物繊維なども含まれ、メイラード反応を抑制するとも考えられます。しかし、純粋に近い白砂糖は、人体に直接働きメイラード反応を起こし易いと考え、糖尿病予防のため、禁止すべきと考えます。
 私は、トレハロースを知りました。1kg650円で砂糖と比較すると6倍高価な糖分ですが、カロリー1/2で上品な味です。
 これを、砂糖の代わりに使い、脱糖尿病を心掛けたく考えます。
 私の飲料は、紅茶・コーヒーをクエン酸とトレハロースを混合したものとします。お茶は、玉ねぎ皮茶・三年番茶のみとします。
 この文章をお読みになった、糖尿病予備軍の方々、先輩糖尿病患者で透析に至った私のようにならないため、メイラード反応を体内で起こさない様、配慮して下さい。人間の身体は思っているより弱いです。暴飲暴食は糖尿病以外に沢山病気を起こします。日頃の生活は70才になると、身体に出ます。私は腰痛で杖ついています。食べ過ぎの老廃物が関節・骨格に付着しているのです。