風邪の効用
2013/07/04
昨日の作文で、自発的に風疹に罹れと言う意味のことを書きました。
根拠として野口晴哉先生の「風邪の効用」を挙げました。その中で言われていることを、もう少し書きます。
「ドイツの医科大学のイセルス教授というニンジンジュースを基本にガンの自然療法をしている先生の言葉で 『世界には二人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ』というものです。」 (『東洋の智恵は長寿の智恵』渡部昇一・石原結實共著・PHP研究所・P.161)
風邪をひいたら食欲がなくなり熱が出ます。 このような風邪の症状など病気を治そうと出てくるものをいやなものとして薬で抑えてばかりいると、 将来癌などの大きな病気を作ってしまいます。
「癌になる人とか脳溢血になる人とかいうのを丁寧に見ると皆、共通して風邪も引かないという人が多い。 長生きしている人を見ると、絶えず風邪を引いたり、 寒くなると急に鼻水が出るというような、いわゆる病み抜いたという人である。」 (『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.21)
「そうは言っても私は風邪をひかないのですが」 という人がいると思います。
「人間が風邪を引くという働きを持っていながら、 なぜ体が硬張って行くのかというと、風邪を治したり、風邪を予防したり、 風邪に鈍くなるようなことを講じているからです。 例えば冷水摩擦やいろいろな鍛錬をして風邪を引かなくなったとしても、 それは体中顔にしてしまったようなもので、まあ川越人足と同じようなものです。 脳溢血などをやる人を見るとそういう冷水摩擦組というのが非常に多い。 いや、冷水摩擦に限らず、体や心を硬張らせ鈍らせた為という人が多い。 肩が凝るとか首が凝るとかという事を感じている内は倒れないけれども、 そういうのを感じなくなるとパタッと行く。」(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.22)
風邪をひかない人は身体が鈍くなっている人です。 身体が鈍くなると病気や異常なども感じなくなり自分は健康だと思っている。 そういう人は得てして大病で突然倒れるというようになるそうです。 脳溢血になった人の過去をよく観察すると、ある時期から突然風邪をひかなくなっているそうです。
今、ピンピンコロリと言う理想を言う人がいます。しかし、死ぬ時期が来ないのにピンピンコロリは嫌ですね。風呂で急死するのもピンと来ません。
風邪をひきながら、身体を敏感にし、発熱しましょう。それが楽其生保其寿の基本政策と考えましょう。風邪になっても市販風邪薬を止め、玉子酒ですよ。
2013/07/04
昨日の作文で、自発的に風疹に罹れと言う意味のことを書きました。
根拠として野口晴哉先生の「風邪の効用」を挙げました。その中で言われていることを、もう少し書きます。
「ドイツの医科大学のイセルス教授というニンジンジュースを基本にガンの自然療法をしている先生の言葉で 『世界には二人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ』というものです。」 (『東洋の智恵は長寿の智恵』渡部昇一・石原結實共著・PHP研究所・P.161)
風邪をひいたら食欲がなくなり熱が出ます。 このような風邪の症状など病気を治そうと出てくるものをいやなものとして薬で抑えてばかりいると、 将来癌などの大きな病気を作ってしまいます。
「癌になる人とか脳溢血になる人とかいうのを丁寧に見ると皆、共通して風邪も引かないという人が多い。 長生きしている人を見ると、絶えず風邪を引いたり、 寒くなると急に鼻水が出るというような、いわゆる病み抜いたという人である。」 (『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.21)
「そうは言っても私は風邪をひかないのですが」 という人がいると思います。
「人間が風邪を引くという働きを持っていながら、 なぜ体が硬張って行くのかというと、風邪を治したり、風邪を予防したり、 風邪に鈍くなるようなことを講じているからです。 例えば冷水摩擦やいろいろな鍛錬をして風邪を引かなくなったとしても、 それは体中顔にしてしまったようなもので、まあ川越人足と同じようなものです。 脳溢血などをやる人を見るとそういう冷水摩擦組というのが非常に多い。 いや、冷水摩擦に限らず、体や心を硬張らせ鈍らせた為という人が多い。 肩が凝るとか首が凝るとかという事を感じている内は倒れないけれども、 そういうのを感じなくなるとパタッと行く。」(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.22)
風邪をひかない人は身体が鈍くなっている人です。 身体が鈍くなると病気や異常なども感じなくなり自分は健康だと思っている。 そういう人は得てして大病で突然倒れるというようになるそうです。 脳溢血になった人の過去をよく観察すると、ある時期から突然風邪をひかなくなっているそうです。
今、ピンピンコロリと言う理想を言う人がいます。しかし、死ぬ時期が来ないのにピンピンコロリは嫌ですね。風呂で急死するのもピンと来ません。
風邪をひきながら、身体を敏感にし、発熱しましょう。それが楽其生保其寿の基本政策と考えましょう。風邪になっても市販風邪薬を止め、玉子酒ですよ。