朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

風邪の効用

2013-07-03 23:32:12 | 21世紀
風邪の効用
2013/07/04
昨日の作文で、自発的に風疹に罹れと言う意味のことを書きました。
根拠として野口晴哉先生の「風邪の効用」を挙げました。その中で言われていることを、もう少し書きます。
 「ドイツの医科大学のイセルス教授というニンジンジュースを基本にガンの自然療法をしている先生の言葉で 『世界には二人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ』というものです。」 (『東洋の智恵は長寿の智恵』渡部昇一・石原結實共著・PHP研究所・P.161)
風邪をひいたら食欲がなくなり熱が出ます。 このような風邪の症状など病気を治そうと出てくるものをいやなものとして薬で抑えてばかりいると、 将来癌などの大きな病気を作ってしまいます。

「癌になる人とか脳溢血になる人とかいうのを丁寧に見ると皆、共通して風邪も引かないという人が多い。 長生きしている人を見ると、絶えず風邪を引いたり、 寒くなると急に鼻水が出るというような、いわゆる病み抜いたという人である。」 (『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.21)
「そうは言っても私は風邪をひかないのですが」 という人がいると思います。
「人間が風邪を引くという働きを持っていながら、 なぜ体が硬張って行くのかというと、風邪を治したり、風邪を予防したり、 風邪に鈍くなるようなことを講じているからです。 例えば冷水摩擦やいろいろな鍛錬をして風邪を引かなくなったとしても、 それは体中顔にしてしまったようなもので、まあ川越人足と同じようなものです。 脳溢血などをやる人を見るとそういう冷水摩擦組というのが非常に多い。 いや、冷水摩擦に限らず、体や心を硬張らせ鈍らせた為という人が多い。 肩が凝るとか首が凝るとかという事を感じている内は倒れないけれども、 そういうのを感じなくなるとパタッと行く。」(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.22)
風邪をひかない人は身体が鈍くなっている人です。 身体が鈍くなると病気や異常なども感じなくなり自分は健康だと思っている。 そういう人は得てして大病で突然倒れるというようになるそうです。 脳溢血になった人の過去をよく観察すると、ある時期から突然風邪をひかなくなっているそうです。
 今、ピンピンコロリと言う理想を言う人がいます。しかし、死ぬ時期が来ないのにピンピンコロリは嫌ですね。風呂で急死するのもピンと来ません。
 風邪をひきながら、身体を敏感にし、発熱しましょう。それが楽其生保其寿の基本政策と考えましょう。風邪になっても市販風邪薬を止め、玉子酒ですよ。

風疹

2013-07-03 23:23:03 | 21世紀
風疹
2013/07/03
 風疹ワクチンが7月には切れると言われています。免疫はワクチンで付けるより、病気に罹った方が完全と思いますけれど、ワクチンが無いなら、風疹に罹った病人の所にうつりに行けばいいのにと思います。
 風疹というのは、昔の名前は三日麻疹(はしか)と言う名前で、似たような水疱瘡・お多福風邪などと同じように、子供は全員罹る病気でした。
 私の母は、麻疹(はしか)にかけようと、麻疹の病人の所に、私をわざわざ連れて行ったと言っていました。
 私の小学校の頃、三日はしかで、誰かが休むと、3日すると次の人が受け継いで休み1カ月位は誰かが休んでいました。
 薬やワクチンで発熱を防いだり、不快な症状を出さないようにしようとするのは、病気は悪いものだ、放置するとひどくなると言う間違った思い込みです。
 伝染病でも、罹れば免疫が体内に出来て、自然に治癒します。そして以後一生、その病気には罹りません。人類の歴史は、病気克服の歴史ですが、ペストとか赤痢と言うような死に至る病と、発熱するだけの病気、ありふれて全員がかからねばならぬ病気とは、一緒に考えてはいけないと考えます。
 ワクチン注射で副作用が出ると市民団体が抗議し、国がワクチン接種を止めた経緯もありますが、百日咳やはしかなど、病気に全員罹り自然に経過させれば、後遺症も副作用もなく、免疫を持った大人になれると思います。
 野口整体の野口晴哉先生の著書に「風邪の効用」があります。
 風邪は、身体が罹りたいから罹るといいます。身体の不具合を治すため、ウィルスを体内で増やし自分の身体では出来ない発熱を起こさせているのです。
 赤ちゃんに智慧熱という現象があります。発熱し、ぐずる赤ちゃんが、病気を経過して快癒した時、その赤ちゃんの成長が感じられ、昔の人は、知恵が付く熱(智慧熱)と名付けたのです。
 熱を出す度に智慧が付き、正常な成長をするのです。
 今、正常な成長をしていないような大学生・若者が多いのは、子供の頃、風邪の発熱を薬で止め、正常な経過をさせなかったからかも知れません。
 人間は60兆個の細胞で出来ています。そして、60兆個以上の細菌が皮膚・粘膜・内臓に共生しています。腸内の細菌で免疫が作られたり、体内ホルモンが左右されたりもします。悪い細菌を殺すためと、薬品・抗生物質など処方すると良い細菌・人間の役に立っている細菌を殺すことにもつながるのです。
 自国に不都合と、アフガニスタン・イラクを攻撃すれば、副作用で、自国にテロも起きるのです。一方的な考えに依る行動は、間違うことも多いです。

ブロリコ

2013-07-03 23:14:19 | 21世紀
ブロリコ
2013/07/02
 東京大学医学部客員研究員 保健学博士 木下弘貴さんの宣伝文句です。  
βグルカンはキノコ類や海藻類等に含まれる成分で、免疫力を高めることが知られています。有名なところではアガリクスや霊芝といった名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。これらキノコ類などにβグルカンは多く含まれ、摂取することでがんの予防やがん細胞の増殖を抑制するといった効果が期待されます。ただ、ご存知の方はよくご存じかと思いますが、アガリクスなどのサプリメントは非常に高価なものになります。そのため、免疫力を高める効果は知られていても、ちょっと手が出にくいという難点も上げられます。しかし、ブロリコはそんなアガリクスの55倍ものβグルカンを含んでいるのです。

NK細胞の働き
NK(ナチュラルキラー)細胞とは、キラー(殺し屋)という名前の通り体内に侵入したウイルスを殺す働きを持っています。常に体内をパトロールし、発見したウイルスを殺傷します。そのため不足すると体の免疫力が低下し、がんをはじめ、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。がん細胞もその標的となるわけですが、もっと身近なものとして、インフルエンザウイルスなどもこのNK細胞の標的位になるのです。ちなみにこのNK細胞は加齢によってその力が衰えていくことが知られています。およそ15才頃をピークに、その後はだんだんと働きが低下していいきます。インフルエンザは幅広い年齢層で発症しますが、実は15歳前後の子供が最もかかる割合が低いそうです。それはもしかすると、こうしたNK細胞の特性が関係しているのかもしれません。昨今爆発的に流行するインフルエンザ。免疫力を常に高めておくことはインフルエンザ予防にも効果的です。

免疫力が下がりがちな現代人免疫は人間が健康に生活していく上で欠かすことのできない身体の仕組みです。そんな免疫力は加齢以外にも食生活や生活環境の影響によって低下していると言われます。たとえば食生活においては添加物や化学物質が非常に多く添加された現代の食事では免疫力を下げてしまうことになります。また、生活環境においても大気や水質の汚染が進み、そうした汚染物質が体内に入ることでも免疫力の低下を招きます。さらには現代人が避けては通れない「ストレス」も大きな免疫力低下の原因です。よく「病は気から」と言いますし、前述のNK細胞は「笑う」ことによって活性化するという事が知られています。そうした「気持ちの持ちよう」によっても免疫力が左右されるという事は、ストレスにさらされ続けることによって免疫が低下することも避けられないという事になるでしょう。生活環境や食生活、そしてストレス。数々の要因によって気が付かないうちに免疫力が低下しているという方も多いかもしれません。なんとなく調子が良くないという方は、免疫力低下を疑ってみるのも一つの方法だと言えるでしょう。

 ブロッコリーにはビタミンCやビタミンK、ビタミンE、葉酸やカロチンといったビタミン類、カルシウムやカリウム、鉄、食物繊維などが含まれ、元々非常に栄養素が豊富な野菜であることが知られています。そうした豊富な栄養素によって、動脈硬化や高血圧、貧血、がん予防や風邪の予防といった効果が以前より知られています。がん予防の部分に関しては今回紹介するブロリコではなく、元々ブロッコリーに含まれる「スルフォラファン」という成分が関係しているそうです。スルフォラファンには解毒作用や抗酸化作用があり、その効果によってがん予防の効果があると言われています。ブロリコは体内の免疫力を高めるため、がん予防という点においては相乗効果が期待できると言えるかもしれません。

いろいろ研究されているのですね。医薬品でなく健康食品として販売されています。
人間が生きているのは、免疫があるからです。その免疫力は15才がピークで以後低下しています。75才ともなると、免疫力も下がり、体力が落ちた感じはあります。
 健康的な食事・飲み物・運動・睡眠・リラックス・ストレス解消など効果的に活動すれば良いのでしょうが、なかなか出来ません。
この「ブロリコ」のような宣伝をみると、嘘か本当か分からないが、毒にはならないだろうし、飲んで見ようかと言う気になります。
以前、アガリスクの飲みにくい物を飲み、友人にも勧めたこともありました。高価で、1年続きませんでした。
インフルエンザの免疫は、NK細胞とは違う免疫ですが、歳取って弱くなるのは一緒でしょう。
私は、現在、透析をしていますが、身体の中に溜る毒素を排出することが、健康の元と実感しています。もう一本の健康の柱は免疫と考え、藤田紘一郎先生の説に従い、腸の健康を心掛けています。それに加え、「ブロリコ」を人体実験してみようと考えました。
この宣伝の文章は、イメージが湧いて摂取しようと言う気になります。偉そうに難しい事を言わないで、説得の上手さを身に付けたいですね。