朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

昭和20年に戻ろう

2011-05-17 07:56:25 | 21世紀
地震の経済への影響
2011/05/16
 東北地震津波で、部品製造が間に合わず、自動車の生産も落ち込んだ。又、シリコンウエハーの工場が被災し、世界中の電子部品の製造に支障がある。。
韓国・中国が製造を増やし日本のシェアーを奪い取る作戦で活動しており、日本の売上は落ちるだろう。
津波の後片付けはもう3カ月になるのに進まない。義捐金は被災者にいまだ渡らない。被災者住宅は遅れもう3カ月も避難所生活をしている、限界だ。
新聞テレビの報道は、こんな調子で被害を伝え続け、暗い日本にしています。
被害が大きかったのは、岩手・宮城・福島の3県で、日本のGDPに占める比率は4%、製造品出荷額の比率は全国の3.5%だそうです。
津波被害の市街地は、戦争の爆撃のあとのようです。広島・長崎の原爆のあとは、まだまだすごく何も残っていないところもありました。
平時で3.5%の生産地の被害はその3割位でしょう。日本のGDPの1%が失われたと考えれば、統計の誤差の内のようなものです。
戦争のあと、国が助けてくれもせず、各日本人がそれぞれ努力して家を建て街を道路を作っていったのです。
「おしん」のテレビでは、東北は戦争被害を受けず、都会からの買い出しに米や芋を売り、10円札?の貯まった高さを競い、「尺祝い」をしていたのは、おしんの貧農の兄夫婦でした。そんな時代もあったのです。
景気が悪くなるだろうと暗い予想をするのは、マスコミ・文化人・学者が、自分たちの無能力を隠すため、安逸な生活の後ろめたさを消すための議論です。
地域以外の一般人が地震の経済的影響など受けることはないでしょう。
被災地域では、掘立小屋を作り、闇市商売し、安酒飲んでパンパン遊びをして、生きる意欲を沸かし新しい生活を作るのです。戦後はそうでした。
浦安では、地盤液状化で家が傾き、生活出来ない。吐き気するめまい症状が出るとかいっています。柱1本に2個ずつジャッキ掛ければ素人でも持ち上げられます。
近所で力を合わせれば、沢山あっても順次持ち上げられるでしょう。お金がかかるとぼやくだけでなく、自分たちでやらなくちゃあと思います。
人にやらせるのではなく、自分でする気持ちが復興の第一です。
マスコミでは、「被災者の復旧費用は、全国民で負担する」「私たちが付いている」「絆で助け合おう」という雰囲気で話が進められているようです。
こんな雰囲気が嫌で極端に発言しています。戦争と考えよう。
人に頼るのは最後手段にしましょう。自助努力が人間を成長させます。