朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

小選挙区せいを変えよう

2010-12-29 11:50:07 | 21世紀
選挙はこれで良いのか?
2010/12/29
 日本の政治の程度が悪くなったのは、小選挙区制だと思う。
 狭い範囲で、一人のみの当選者では、政党を選ぶのみで、個人の力量など選択の基準にもならない。まして政党交付金は当選者の数により増減されるとなると、当選させることが、政党の職務のようになり、小澤一郎のような選挙上手が幅を利かすこととなる。
 新生党の政党交付金は、政党解党後、小澤一郎が隠し、今回民主党候補者に一人500万円渡したという。小澤が「政治と金」で問題にされても、お金を貰った議員は、小澤から離れられず支持を続けている。
 鳩山前総理が引退出来ないのも、選挙に私財を投じ配下の議員を当選させ、民主党が選挙に勝てたことから、引退されたら困る配下議員の徒党が守っているからだ。
 マスコミの政治評論家たちが、民主党の政権取得は民意の結果というけれど、お金の勝利以外ではない。
 当選した議員に誇りも見識もなく、政治を導く方針すらない。
 することは、次回の選挙に勝てる政策で、子供手当のバラマキ・高速道路の無料化・農村への助成金のバラマキなどである。

 小選挙区制は失敗だったと、国民投票でも起こし、中選挙区あるいは大選挙区に戻そうではないか。
 アメリカ合衆国のように、州から2人程度、日本の県では2人程度の議員数で国を運営するのが良くみんなに見えていいのではないか。
 
 次の世代の総理大臣かとも思っていた佐賀出身の原口一博は「選挙に勝った功績のある小澤一郎を政倫審に出すとは何事か?」と言った。
 彼も選挙に勝つことが政党の目標であるとしか考えていない男だった。
 寂しいことである。

 保守・革新などの分け方も21世紀には不要である。国の発展など考えず自分たちの発言権を増やそうと企てる労働組合・日教組の関与を排除した個人の資格者を選ぼうではないか。
 中選挙区となれば、女性の当選者も増えるだろうし、業界団体等の代表者も議員に当選しそうだ。政党本位の小選挙区制は、日本ではなじまない。少なくとも小澤一郎と輿石東が居る間は駄目だと思う。

「検証」という言葉の使い方

2010-12-29 08:31:07 | マスコミ批判
検証
2010/12/29
 テレビのニュース番組で、「○○○を検証します」と言ってドキュメンタリーめいた画面を出す場面が気になります。
 検証とは、「ある仮説が事実であることを証明する」ことと理解しています。
 撮影し放送することが、それだけでは事実とは言えないことがほとんどです。
 検証という言葉を聴きなれないからでしょうが、「検証します」は弁護士のように、「事実とは反対のことを自説に従って述べる」と言っているように聞こえます。
 女性アナウンサーが、意味も分からず読まされている原稿かも知れませんが、「検証とは、一方的な意見である」と放送用語で決めましょう。

 大体「検証」しないといけないのは、それが自明のことではないからです。
自明でないものには、真実は少ないのです。
 今朝、「B型肝炎訴訟の和解が年内に出来ない」とニュースを言っていました。ワクチンを打つのに注射器を使い回したので、ウイルスが感染した。ワクチンを打たせた国の責任だ。国は補償せよと言うのが訴訟内容です。
 私は自分の子供に学校での混合ワクチンを打たせませんでした。当時ワクチン打つのに親の同意書が必要とされていました。副作用のあることも知られていて任意のことでした。私がサインをしないので娘たちはワクチン打てず仲間はずれされたように恥ずかしがっていました。
 日本では被害者が強く、被害者は正しいと解釈される場合が多いです。
 詐欺事件でも被害者が咎められることなく、被害者の一方的勝訴になります。
 引っ掛った被害者も儲けようとして見込み甘く騙されたのです。責任は7:3程度はありそうです。
 善悪二元論で、善は100%正しく、悪は100%間違いでしょうか?
 数学のようにプラス・マイナスに分けることが出来ないのが、実際の社会現象です。 それらに数学のように、証明し検証することは出来ません。
 こういう単語をテレビで使い、解釈させるのは、若い世代の教育上悪影響を及ぼし、社会悪に対する抵抗力・免疫をなくさせる行為であります。

 「日本は滅亡する」と心配する人がいます。滅亡するとすれば、清潔思想で免疫力のなくなることでしょう。可哀そうだと言って、死ぬ運命の子供を生かして苦労させる医学ヒューマニズムです。いじめを理由に自殺する子供を弁護する親とマスコミが原因でしょう。