最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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タダコブとマヤサンの区別点 その6(マヤサン♀)

2019-10-05 20:53:36 | カミキリムシ
今回はマヤサン♀。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少なめ。会合部後方の顆粒はやや多め、凹むが浅い。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は多め。会合部後方の顆粒は同程度、平坦。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少ない。会合部後方の顆粒はやや多め、平坦。


上翅の斑紋は黒(非常に小さい)。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少なめ。会合部後方の顆粒は同程度、平坦。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少なめ。会合部後方の顆粒はやや多め、平坦。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少なめ。会合部後方の顆粒は同程度、平坦。

色彩は♂同様赤っぽいものが多い。体型は♂に比べて幅があるものが多いが、斑紋部で盛り上がるためか、やや角ばっているようにも見えるかも。
やっぱり種としては側稜線の隆起が一番安定しているのだろうか?顆粒はほぼ無いものも多い。
タダコブもマヤサンも上翅の斑紋は大きさの個体差が激しいが、特にマヤサンの♀では個体差が大きい気がする。完全に無紋のものから非常に大きなものまで、斑紋が黒なので分かりやすい。斑紋の大きさとしては県内には生息していないタニグチコブヤハズカミキリ並みに大きくなるものが出るが、本種はややつり目。

タダコブとマヤサンの区別点 その5(タダコブ♀)

2019-10-04 20:00:00 | カミキリムシ
今回はタダコブの♀。


上翅の斑紋は白。側稜線の隆起は滑らか、顆粒は非常に多く融合。会合部後方の顆粒は少なく、凹むがちょっと浅い。


上翅の斑紋は白。側稜線の隆起は滑らか、顆粒は多め。会合部後方の顆粒は同程度、凹む。


上翅の斑紋は白。側稜線の隆起は滑らか、顆粒はやや少なめ。会合部後方の顆粒は同程度、平坦。


上翅の斑紋は白。側稜線の隆起は滑らか、顆粒はやや少なめ。会合部後方の顆粒はほぼ無し、凹むがちょっと浅い。


上翅の斑紋は白。側稜線の隆起は滑らか、顆粒は少なめ。会合部後方の顆粒は同程度、凹むがちょっと浅い。


上翅の斑紋は白。側稜線の隆起は滑らか、顆粒は多め。会合部後方の顆粒は同程度、凹むがちょっと浅い。

色彩♂同様には赤っぽいものから白っぽいものまで、体型は肩部分が最大幅になり逆三角に見えるもの、斑紋部分が最大幅になり下膨れに見えるものと個体差が大きいが♀は♂に比べて丸っこいものが多い。
こちらもやはり側稜線の隆起が安定していると思う。顆粒は非常に多く融合したものから少なめのものが出るが、全体的に♂よりも少ない。

タダコブとマヤサンの区別点 その4(マヤサン♂)

2019-10-01 20:00:00 | カミキリムシ
今回はマヤサン♂に焦点を。マヤサンは上翅の斑紋が黒いが、斑紋の大きさは個体差が大きく、上部にうっすらと白紋が出るものも多い。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少なめ。会合部後半の顆粒はやや多く、凹むが浅い。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は多め。会合部後半の顆粒は同程度、平坦。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少なめ。会合部後半の顆粒は同程度、平坦。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は多め。会合部後半の顆粒は同程度、凹むがちょっと浅い。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少なめ。会合部後半の顆粒はちょっと多い、凹む。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入るがあまり隆起はしない、顆粒はほぼ無い。会合部後半の顆粒はほぼ無く、平坦。

色彩は赤みが強いものが多く、白っぽいものは少ない。体型はタダコブと比べると変異が少ないような気がする。極端に短縮するような寸詰まりなものはまだ見ていない。
マヤサン♂もやはり安定しているのは側稜線の隆起だろうか。肩から翅端まで伸びるが斑紋部で内側にヒュっと枝分かれする感じ?そのせいか上翅のその部分が盛り上がることが多い。
側稜線の顆粒はほぼ無いものからタダコブの少なめのものくらいのものまで連続して出るが、融合するようなものは出ない様子。とりあえず、顆粒がほぼ無いものはマヤサン、顆粒が融合するようなものはタダコブという認識でいいように思う。