キイロサナエ♀ Asiagomphus pryeri
2003,6,21採集 新潟県長岡市産
日本特産種で新潟県が北限のサナエトンボ。
そっくりな種類にヤマサナエがいるが、こちらは最上でも多数見ることが出来る。
区別点はいくつかあるが、♀は産卵弁が長く下に出ていること(上の写真は♀)、♂は尾部付属器の下側が上より長いことで区別ができる。
ヤマサナエ♀ Asiagomphus melaenops
2003,5,26採集 新潟県長岡市産(腹の下にでっぱりがない)
♂の尾部付属器
左がキイロサナエ 右がヤマサナエ(両方とも長岡市産)
新潟県では過去にはいくつか採集記録があったようだが、現在では長岡市と上越市にわずかに産地が残るのみ。
飛んでいる時はヤマサナエとの区別ができないので、見過ごされている可能性も高く、採集して確かめればいくつかの産地は見つかるものと思う。
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