鞆浦産寒鰤造り
地元鞆浦の大敷網に入った鰤です
鰤はややうすめに塩をあて、ペーパータオルで包み
ラップをかけて冷蔵庫で半日くらいおきます
真空で3~5日冷蔵庫で熟成させる
皮をひいて造ります
腹身は、脂がたっぷりのっているので
冷蔵庫から出したてでは、脂を重く感じてしまいます
鮪の大トロなどもそうですが
温度が低すぎると、脂が口内で融けない
大トロは、人肌の酢飯にのって、寿司職人の手の温度で温まるから
とろけるような食感になるのです
酢飯にのったりしない鰤は
鮪よりも温かい状態で切らないと、とろけません
たっぷりと山葵をのせた鰤を、土佐醤油に浸して頬張る
すかさず、凱陣の赤磐雄町の純米吟醸を流し込む
日本人でよかった!
と
つくづく思えてきます